あらすじ

すれ違って、ケンカして――大好きなのにどうしてうまくいかないんだろう。会えないと寂しくて、でも会うと苦しくて。優しくされると、ひょっとしたらまたふたりでいられるのかもとか、期待しちゃうの。ねえ、どうしたらこの気持ちあなたに伝えられるのかな…!?
僕達は知ってしまった 1巻

彼に出会って恋を知った。それは想像とは違うリアル。制御不能のこの想いが、未知の世界の扉を開く。ことり、15歳の春――。高校入学式当日、教室にやってきたのは、ことりと同じ名字の男の子・雪斗で…!?

僕達は知ってしまった 2巻

彼のそばにいると、ドキドキする。ひとつずつ増えてゆく2人の出来事が、彼への想いを強くしてゆく。こんなにも彼を好きだなんて。こんなにも恋が切ないなんて――。はじめは警戒心バリバリのことりだったが、優しく飾らない雪斗に次第に惹かれていき…!?

僕達は知ってしまった 3巻

どう話したらいいのか、わからなくなる。どうしたらこの想いは、キミに伝わるんだろう。ただ好きなだけ。ただそれだけなのに――。やっと雪斗に自分の気持ちを伝えられたことり。ところが、そこに思いもよらない奴が現れて…!?

僕達は知ってしまった(4)

少しずつ近づいてゆく距離と同じに、ココロもまた近づいてゆけたらいいのに。でもなぜか、素直に言葉にできない「好き」の気持ち。あなたに触れるこの指先から、この想いが伝わってくれればいいのに――。ことりはファーストキスの相手と偶然再会してしまい…!?

僕達は知ってしまった(5)

ずっと気になってた、ずっと友達になりたかった。言葉ではうまく伝えられない想い。でも、心を込めればきっと届いてくれるはず。ちょっとだけ踏み出して、この手をとって――。2人ならもっと楽しい。ぜったいぜったい楽しいよ。

僕達は知ってしまった(6)

両想いになってつき合い始めて、もうこれ以上はないってくらいに幸せだと思ってた。だけど、「ホンモノの恋」はとまどうことばかり――。もっとあたしのこと好きになって、ずっとあたしだけを見てて欲しい。あなたのことももっと知りたい。だけど、知りすぎてしまうのは怖くて…!?

僕達は知ってしまった(7)

キミに触れたい――。そう思うのは自然なことだよ。だって、キミのことが大好きだから。でも、キミに引かれるとやっぱりけっこうキツイ。ねえ、オレのこと信じてよ。信じて――。一緒にいてほしいんだ。

僕達は知ってしまった(8)

すれ違って、ケンカして――大好きなのにどうしてうまくいかないんだろう。会えないと寂しくて、でも会うと苦しくて。優しくされると、ひょっとしたらまたふたりでいられるのかもとか、期待しちゃうの。ねえ、どうしたらこの気持ちあなたに伝えられるのかな…!?

僕達は知ってしまった(9)

好きなのに、近づきすぎて、あわてすぎて、心がすれ違ってしまう。どうしようもなくて、別れを選んだことりと雪斗。なのに夏休み、同じバイト先で顔を合わせることに…。そんな中、設楽という他校の男子がことりにアプローチ!勇気を振り絞ったふたりの決断は…!?

僕達は知ってしまった(10)

何が原因かもハッキリ言えないような行き違いから、別れを選んでしまったことりと雪斗。でもやっぱりお互いに気になって、ついに素直になることに…。夏休み、バイト先で、夏祭りで、ふたりの距離がゆっくり縮まっていき、ついに…!?

僕達は知ってしまった(11)

ふとしたすれ違いから別れてしまったことりと雪斗。でもやっぱり想いはお互いあって、やっとなんとか仲直りできた。夏休み、ラブラブにすごしたい。ふたりの誕生日もあるし…。ある日、風邪で倒れたことりを雪斗が見舞い、そして…!?

僕達は知ってしまった(12)

仲直りして以来、ラブラブなことりと雪斗。だが雪斗の方はどうやら「その先」を意識しているようで、大胆な「お誘い」を繰り返してくる…!家族のいない家に呼ばれたり!黄昏時のデートに誘われたり!やたら密着してきたり!嬉しいんだけど怖いような、恥ずかしいんだけど気持ちいいような…ことりの心は揺れまくり、ついにふたりは…!?

僕達は知ってしまった(13)

「文化祭が終わったら、しよう」と雪斗と約束してしまったことり。意識すればするほど、雪斗がより色っぽく見えたりして…!?一方でナツメと雅弥もまさかの接近遭遇!盛り上がりまくる中、ついついゲームに逃避することりの脳内を反映して、今回のカバーイラストは「ドキメモ」キャラです!!

僕達は知ってしまった(14)

文化祭のあと…そう約束したことりと雪斗。なのに、ひょんなことからナツメの家でふたりきりに!?もしかして…このまま…しちゃう!?笑って泣いて、悩んで喧嘩して。それでもやっぱり好きで、ずっと一緒に歩いたきたふたり。約束した文化祭の行方は…!?