あらすじ遥(はるか)に対する自分の想いに気づき、戸惑いを隠せない真一(しんいち)は遥を避け続けていた。そんな真一の気持ちをよそに着実に成長し、大人になってゆく遥。そして、ある夏の海辺の小さな嫉妬から始まった誤解が、ふたりの関係を大きくこじらせてゆく……。どうして「俺」はこんなふうにしかできないのか。どうして「私」は素直になれないのか……。「恋」ってなんてめんどくさいんだろう。