あらすじ麗奈(れいな)をつれて家出をしてきた春子の打ち明け話を聞き「親になるって何だろう…」と考えこむダイキチ。りんが風邪を引いたら大騒ぎ、抜けた歯を屋根に投げるのは、時代遅れなのか!?小さいことで焦ったりビビったりする気持ちは一体なんだろう。子育てって自分の時間を犠牲にして成り立っているものなのか?でも犠牲とかとちょっと違うような…。そんな気持ちになりつつあるダイキチ31歳の春――。カラーページに描き下ろしページも加わった新装版・第4巻!
主人公の大吉は祖父の訃報を受け訪れた祖父の家で出会った少女・りんが祖父の子どもであり、母親はりんを置いて失踪しているという事実を知り、半ば勢いでりんを引き取るところから独身男と6歳少女の同居生活が始まる。 りんはまわりに比べ比較的大人しいものの、独身一人暮らしの30男がいきなり子育てをすることになり生活が180度変わってしまう。しかし、大吉の表には出さないけど広い心と大きな優しさで、りんはすくすく育ってゆく。 小学生編まではあくまでも「りんの成長と家庭問題」にフォーカスしているが、中学生編・高校生編では、りんの思春期を中心に描かれ、恋愛パートがぐっと増える。 高校生にもなるとりんは大吉のことをひとりの男性として、一生添い遂げたいと思うようになり、その気持をストレートに伝えるが、はたしてその気持に大吉はどう答えるのか…。 大吉のだんだんオッサンになっていく姿、りんが美少女になっていく姿も見ものですが、りんの幼馴染のコウキがイケメンになっていく姿がいちばん「おお…」となります。