あらすじ念願の角鷹を得た源太郎。しかし角鷹は源太郎に懐かず、餌も水も受け付けない。太郎丸と名付ける思いでいた源太郎だったが、死をも恐れず、このまま衰弱死することも厭わない鷹の頑固さに、角鷹を自然へと帰す決意をする。その後、自然に帰ったと思われた太郎丸だが、仕留めた兎を届けたり、マムシに足を噛まれ、動けなくなった源太郎を助けるため飛び回ったりするなど、源太郎と太郎丸の間には、いつしか友情のような絆が芽生えていた!!源太郎と太郎丸の絆に感動する完結巻!名鷹匠・土田力三氏への追悼作『最後の鷹匠』も収録。