あらすじ甲子園…それは様々なドラマが紡がれる場所。4番を争っていた沢木と矢口。共に強打者ではあるが、内角に弱さを持つ沢木は3番になってしまう。矢口が、3番の役割をこなしていた沢木を揶揄したことをきっかけに、沢木は4番につなぐ野球をしなくなってしまう。意地を張り続ける2人がピンチにとった行動は…。「三番」他3編を収録した短編集、第3弾。
前から気になってたけど読めていなかったので読んだが予想以上によかった。正直第一話の「モル」を読んだ時点から最終巻まで一気に読んだ。甲子園を目指す高校生の葛藤や、部活動としての野球、甲子園を目指す監督などのまさにそれぞれの甲子園を題材にした短編集だった。第4話の「悪夢」が特によかった。