あらすじ

東京・秋葉原では、賞金5億円の史上最大のゲーム・プログラム・コンテストが行われようとしていた。優勝を目指し、嵐ランはさっそく参戦!!コンテスト予選は、宇宙空間をリングに仕立てたギャラクシー・ボクシング。ランの相手は、ダイヤ入りのガウンを背に、頬のそばをパンチが通っただけで切れてしまうほどのパンチ力を持つボクシング元ヘビー級チャンピオン、モハメド・グレイ。現役時代からコンピューターを用いたトレーニングを積み、その頭脳的なボクシングでコンピューター・チャンプと呼ばれた人物だ。大会優勝候補とされるグレイに、ランはいかに立ち向かうのか?「必殺!カウンターパンチ」の他、コンピューター犯罪者のなかでもとりわけ悪質なジミーとの死闘を描いた「超過激マイコンウォーズ」など3編を収録。自分で考える力を持つ第5世代コンピューターとランの戦いの行方は……?『マイコン電児ラン』、怒涛の完結編。
マイコン電児ラン(1)

マイコンブームを背景に、『ゲームセンターあらし』のすがやみつるが、オリジナルプログラムを組むことのできる少年・嵐ランの活躍を描く。つぎつぎと発売される新型マイコン。乱立するマイコンショップ。そして続々と登場するニューゲームによって、マイコンの世界は無法と混乱が支配するマイコン戦国時代を迎えつつあった。そんななか“マイコンハウスブラック”では、黒岩社長が「金など使わんでもゲームはそろえられる」と、第1回マイコン・ゲーム・プログラムコンテストの開催を企画。世界ゲームチャンピオン、石野あらしを特別審査員として、あらしを負かすプログラムの商品化を約束し、コンテストに応募されたプログラムとあらしを戦わせる。連戦連勝のあらしだったが、その裏では黒岩社長の腹黒い計画が実行されつつあった……。

マイコン電児ラン(2)

東京・秋葉原では、賞金5億円の史上最大のゲーム・プログラム・コンテストが行われようとしていた。優勝を目指し、嵐ランはさっそく参戦!!コンテスト予選は、宇宙空間をリングに仕立てたギャラクシー・ボクシング。ランの相手は、ダイヤ入りのガウンを背に、頬のそばをパンチが通っただけで切れてしまうほどのパンチ力を持つボクシング元ヘビー級チャンピオン、モハメド・グレイ。現役時代からコンピューターを用いたトレーニングを積み、その頭脳的なボクシングでコンピューター・チャンプと呼ばれた人物だ。大会優勝候補とされるグレイに、ランはいかに立ち向かうのか?「必殺!カウンターパンチ」の他、コンピューター犯罪者のなかでもとりわけ悪質なジミーとの死闘を描いた「超過激マイコンウォーズ」など3編を収録。自分で考える力を持つ第5世代コンピューターとランの戦いの行方は……?『マイコン電児ラン』、怒涛の完結編。