あらすじ地獄とは現世のことをいう…。時は戦国時代。領主の圧政で、人々は飢えと貧困に乾ききっていた。この地獄のような時代に現れた野党団の首領・鬼頭丸は、目先の極楽のために破壊と殺戮(さつりく)を繰り返していく。最期まで世をすね続ける姿に圧倒されるダークヒーロー!「鬼火」徳川の暗殺集団に天真流を学ばれ、編み出した技を、ただ殺人剣としてのみ使われることを憂いた道場主。その遺志を受け継いだ少年剣士が、暗殺集団にたった一人で立ち向かっていく「暗殺道場」の他、幻の忍者短編「風夜叉」など全4編を収録!
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 表題作の「鬼火」と名作「闇の土鬼」のプロトタイプと言われる「暗殺道場」が特に好きかな。「鬼火」のダークヒーローっぷりと中心となる仲間の優秀さ、領主、農民の思惑など含めて好きだね。 ・特に好きなところは? やはり「暗殺道場」。「闇の土鬼」に比べて人間味のある感じでどっちが好きかとなると時と場合によるな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 一通り横山光輝の長編を読んでから読むのがおすすめです。読んでから数年後たまたま本棚で見つけてまた読むと違う感想になったりするのでずっと持っているのがいいと思うね