あらすじ

推しの「城之内くん」がたまたま宝生さんと似ていたせいで、私が宝生さんに気があると盛大に勘違いされてしまった! しかも酔い潰れた宝生さんを仕方なくホテルに連れて行ったら、一夜を共にしたと思われて…だからってなんでプロポーズ!?
その王子、残念系~誰も知らないエリート上司の秘密~ 第1話 王子様は悪魔?(前編)

「東雲くん、君にこれを。俺の給料三ヶ月分だ」はぁ?なんで?なにこの状況!? ーー東雲綾・25歳。玩具会社企画開発部勤務。うちの営業企画部には『王子』と呼ばれる男がいる。その名は宝生楓。社内で彼を知らない者はいない。日本人離れしたスタイル、恐ろしく整った顔立ち、貴族を思わせる佇まい。顔も育ちも良くて仕事もできて、まさに王子と呼ばれるにふさわしい…と、私は一切思わない!! 毎度毎度私の企画にダメ出ししやがって!! 他の誰が彼に靡こうとも、私は絶対にあり得ない。それに私には尊き神推しの戦隊ヒーロー「城之内くん」がいる。なのになんで、私と宝生さんが…けけ、結婚!? 勘違いから始まった笑撃ラブストーリー!!

その王子、残念系~誰も知らないエリート上司の秘密~ 第2話 王子様は悪魔?(後編)

推しの「城之内くん」がたまたま宝生さんと似ていたせいで、私が宝生さんに気があると盛大に勘違いされてしまった! しかも酔い潰れた宝生さんを仕方なくホテルに連れて行ったら、一夜を共にしたと思われて…だからってなんでプロポーズ!?