あらすじ奈良県五条市に住む桜木家に、代々取り憑いている妖怪「肉玉」。骨がなく、肉ばかりのただれた姿をした「肉玉」を見た者は、必ず死んでしまう。しかも桜木家以外の人間には、決して見えることがないという。そんなある日、たまたま五条を訪れた猫目小僧の目の前に、「おまえは肉玉を見るだろう」と語る謎の包帯男が現れて…!?
人間からも妖怪からも嫌われる猫又の少年…という説明が悲しいけど、そんなこと全く気にしてなさそうな飄々感がまさに猫っぽくて良い。これを読んでから猫の擬人化イメージは「無責任な少年」で固まったな