あらすじ私は貴方を愛した。私を見ない、貴方を――。隆成が弟のようにかわいがっている少年・洋次が重傷を負った。隆成はひとり、家まで送り届けなかった自分を責める。傍らの守夜をおきざりにしたまま――。言霊を使うことを頑なに拒み、紙様である守夜を拒む隆成のために守夜ができるただひとつのこととは……!?守夜と隆成篇、いよいよ完結!