「先生を近くで支えたいって 一番思っているのは、僕ですから」昭和初期の東京。出版社・山陽館に勤める朝井弦一郎は、大人気小説家・二条 譲の担当編集となるが、二条譲の正体は、10代の少女・ゆづるだった!共に小説を書いていた養父・二条鷹雄の死と、最後の想いを知り、ゆづるは、一人で小説を書き続けることを決意。弦一郎も担当編集として寄り添い続けることを決めるが、そんなゆづるに、青年実業家・恵藤が求婚をしてきて!? ワンコ系編集者×天才少女小説家、昭和年の差なぞ解きロマンス、焦がれ秘めたる恋の空騒ぎ、開幕!