あらすじ

小野不由美の青春ホラーを山本小鉄子がコミカイズ、待望の電子書籍化!! 母を亡くしたにもかかわらず、冷酷なままな隆。伯母の自殺の理由を調べ始めた直樹は、この菅田家の過去帳を見つけ、菅田家の母親が隆たちを入れて六代にわたって、長男より早く亡くなり、そして、菅田家の長男は全員十七歳で死ぬ、ということを知る。隆から半月遅れて、直樹も十七歳になった。ある日家に一人でいると、見知らぬ着物姿の女性が庭に現れ、直樹に「わたしがあなたの母親です」と告げる。それ以来、直樹にも母への憎悪が生まれ……。
過ぎる十七の春 1巻

小野不由美の青春ホラーを山本小鉄子がコミカイズ、待望の電子書籍化!! 春休み。毎年、直樹は妹の典子とともに、同い年の従兄弟・隆の家を訪れた。その家は、様々な花に埋もれた野草の里、まさに桃源郷のようだ。隆は3月、直樹は4月、二人はまもなく十七歳の誕生日を迎える。しかし隆の表情は暗く、隆の母・美紀子伯母もまた暗い。そのわけを尋ねた直樹は、「夜、気配がする」という隆の言葉を軽く流してしまう。翌日、隆は豹変する。酷薄な笑みを浮かべ冷たい言葉を放つ隆に戸惑う直樹。やがて悲劇が彼らに訪れる――。

過ぎる十七の春 2巻

小野不由美の青春ホラーを山本小鉄子がコミカイズ、待望の電子書籍化!! 母を亡くしたにもかかわらず、冷酷なままな隆。伯母の自殺の理由を調べ始めた直樹は、この菅田家の過去帳を見つけ、菅田家の母親が隆たちを入れて六代にわたって、長男より早く亡くなり、そして、菅田家の長男は全員十七歳で死ぬ、ということを知る。隆から半月遅れて、直樹も十七歳になった。ある日家に一人でいると、見知らぬ着物姿の女性が庭に現れ、直樹に「わたしがあなたの母親です」と告げる。それ以来、直樹にも母への憎悪が生まれ……。