★☆第8話は購入者特典カラーイラスト付☆★ なぜ、それほどまでに死を望む? 女王アラナと『血の誓約』を交わし、“ノゲイラ国の男爵エミリオ”として彼女の王配になりアルムニア城へと入ることになったルシアノ。異国の男と女王アラナの婚姻はアルムニア国の家臣たちだけでなく、セルラト国の復興を望む者たちを大きく揺るがしていく。淡々と婚姻を受け入れるアラナの思惑が読めないが、壮絶な過去がルシアノを衝き動かす。アラナのそばにいる危険を理解しつつも、尽きることのない憎悪が復讐へと駆り立てる。アラナの側近カリストから敵意を向けられようとも、ルシアノは軽くあしらう。ルシアノにとって婚姻は復讐を果たすための手段でしかなかったが――。復讐に狂う王子×死にたがりの女王、複雑に絡み合う凄惨な過去がつなぐ先にあるものは――!?