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忍者の隠れ里に迷い込んだ山田（やまだ）コーチは、里の体術大会でハンデをモノともせず遠飛びに優勝した野生児・ヒイロの運動能力に驚愕する。その後に行われた遠駆けでも、巨大樹に縛られるハンデをつけられながらも、その木を引っこ抜いてゴールするヒイロの怪物ぶりを目撃した山田は、真剣に陸上競技をするヒイロの姿が見てみたいと考えて……!?

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ヒイロの能力を確かめようと早駆け競争を仕掛けた山田（やまだ）コーチは、逆立ちして挑んできたヒイロにギリギリで勝利する。それを悔しがるヒイロは、山田へ足で走る一対一の早駆け勝負を再挑戦する。しかし、ヒイロは山田より10ｍ後ろから走ると言いだし、スパイクもなくクラウチング・スタートも知らないヒイロが追いつけるわけがないと考える山田だったが、ヒイロは奇跡の逆転劇を見せて……!?

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本職の陸上選手５人を相手に一人で6500ｍ走をする事になったヒイロは、800ｍの差をつけられて勝利は絶望的に。しかし、鉄兵衛（てつべえ）の一声で突然スパートをかけて、その差を縮めていくヒイロだったが、体力の限界を感じ始めてペースが落ちていく。そんな時、ゴールを目前にした白滝（しらたき）にも、予期せぬアクシデントが……!?

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予選で日本新記録を連発する美里（みさと）、一方のヒイロは予選最下位記録で期待はずれな結果に。そんなヒイロにクラウチング・スタートを教える山田（やまだ）コーチだったが、金儲けばかり考えて不真面目なヒイロに激怒して自棄になる。そんな時、テレビで日本新記録を打ち出した高校生スプリンター・火走（ひばしり）、そして熊野（くまの）の存在を知った山田は、今のヒイロではこの二人に勝てないと言い出して……!?

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日本選手権で７種目すべてを日本新記録で優勝したヒイロだったが、翌日の100ｍ予選でスタンディング・スタートで走った事で、熊野（くまの）と不破（ふわ）に敗れてしまう。初めての敗北にショックを受けるヒイロは、200ｍと三段とびの出場をとりやめて、クラウチング・スタートを練習する。そして迎えた100ｍ決勝、熊野と不破、火走（ひばしり）と強豪揃いの中で勝利するのは……!?

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テニスギャルと遊んでいるだけに見えたヒイロは、リレーの練習で驚くべきスピードを見せて、山田（やまだ）コーチによるトレーニングは功を奏す。八カ国対抗陸上大会の三日前、派手な自家用機で来日したカルロス・ルイスは、会見でヒイロは自分には勝てないと断言する。そして大会が開幕して、100ｍ決勝で３位に入賞した美里（みさと）は、世界のスピードを知る。一方、砲丸投げに出場したヒイロは、外国選手と大乱闘を……!?

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走り高跳びで優勝した美里（みさと）、一方のヒイロは三段跳びで世界新記録を打ち立てて、鳥人・バンクスに逆転勝利する。その後、美里は走り幅跳びでも好記録を出していき、優勝候補のスクミールと熱戦を繰り広げていく。そして、驚異の鉄人・ウベベとヤリ投げで競い合うヒイロだったが、一投目の途中で突然倒れてしまい……!?

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足を痛めながらも跳んだ走り幅跳びで、わずか１センチ差でカルロス・ルイスから優勝を奪ったヒイロ。雪辱に燃えるルイスと再び100ｍ決勝で対決するヒイロは、握手をしようと差し出されたルイスの手をはねのけて、二人は険悪な関係のまま、スタートラインにつく。そして、抜いたり抜かれたりの接戦を繰り広げるヒイロとルイスだったが、ゴール前のヒイロに異変が……!?

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温泉地でヒザの治療をしていたヒイロは、ひそかに彼の野球センスを調べていたナガシマからジャイアンツへ入団してほしいと頼まれる。目の前に積まれた契約金の２億円に目がくらんだヒイロは、あっさり入団を承諾する。そして、記録的な大入りとなったデビュー戦で、ヘリコプターに乗って派手に登場したヒイロは、プロ初打席でなんとホームラン予告をするのだが……!?

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鳴り物入りでジャイアンツに入団したヒイロだったが、打っては三振、守ってはエラーの連続で、日本プロ野球始まって以来のワースト記録を打ち立てる。あまりのひどさに二軍落ちしたヒイロは、鉄兵衛（てつべえ）と一緒にクラブで大騒ぎしていた時に、ヤクザ達を相手に乱闘を起こしてしまう。それで負傷して入院したヒイロは、彼の病室へイヤガラセのメモを投げ込む患者の少年・健一（けんいち）と知り合い……!?

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健一（けんいち）との約束で野球に真剣に取り組むようになったヒイロは、７試合連続ホームランで驚異的な活躍を見せる。翌日の試合で日本新記録を狙うヒイロは、相手チームの投手・サイトーにブラッシングボールやデッドボールを投げられ、両者は険悪な状態になっていく。そして９回裏、ジャイアンツ最後の攻撃で、ヒイロとサイトーの対決がついに決着を……!?

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絶好調のヒイロに対して敬遠作戦を取られ、連敗が続くジャイアンツ。ＯＢのカネダは、そんなジャイアンツのピンチを救う方法として、ヒイロをピッチャーに転向させて、最高球速165kmの剛速球を投げさせる。しかし、カネダの考えた打開策はそれだけではなく、伝統のＧＴ戦で往年の名選手であるオウとナガシマをスタメン出場させて……!?

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178キロの超速球を投げるヒイロ、ＯＮ砲復活をさせたオウとナガシマ、３人の活躍でジャイアンツはタイガースに３連勝する。そんな彼らの試合ぶりを見ていた評論家・カワカミは、ジャイアンツが30連勝してペナントレースの逆転優勝を狙っていると考える。同じ頃、ＯＢのカネダが考える三つめの打開策として、ジャイアンツナインに意外な命令が下り……!?

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超速球だけを狙い撃ちするカープナインに追いつめられたヒイロは、恐るべき底力で210kmの快速球を投げてピンチを切り抜ける。しかし、その試合は引き分けに終わってジャイアンツの連勝はストップしてしまい、ヒイロとオウとナガシマ以外のジャイアンツナインはそれを責められて不満を爆発させる。そして、監督へ直談判に向かったナインは、入院してもおかしくない状態なのに過酷な練習を続けるヒイロ達を目撃して……!?

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国際マラソン大会に優勝し、大相撲にも飛び入り挑戦してきたカボチャマン。巨漢のササ錦を破り、横綱・万代の富士（まよのふじ）と対決したカボチャマンは、うっちゃりで逆転勝ちして大相撲を制覇する。そして、今度は空手世界一決定戦へ乱入してきたカボチャマンは、牛殺しのロッキーに一本勝ちするが、優勝候補のロケットマンの猛攻によろめいてしまい……!?

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ラスベガスのカジノで無一文になってしまったヒイロは、リュウ江川（りゅう・えがわ）と出会って、ボクシング世界チャンピオンのマイク・タイロンと試合することに。自信満々のヒイロだったが、タイロンの連打に二度のダウンを奪われてしまう。そこで本気になったヒイロは、第２ラウンドでタイロンを場外に吹っ飛ばしてＫＯで勝利する。そして、日本へ帰ったヒイロは、カボチャマンから挑戦を宣言されて……!?

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ヒイロVSカボチャマンの第二戦目、鉄の突起にぶつけられて血まみれになったヒイロは、最後の力を振りしぼってカボチャマンを鉄の突起に叩きつけて勝利し、ついに勝負に王手をかける。しかし、瀕死のヒイロは起き上がることができず、第三戦と第四戦はカボチャマンの不戦勝になってしまう。そして、第五戦で時間ギリギリで現れたヒイロは、カボチャマンと地獄の鉄人レースを競い合うのだが……!?

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カボチャマンとの死闘で再起を危ぶまれたヒイロは、アメリカでの手術後に驚くべき回復力を見せる。帰国してリハビリに水泳を始めたヒイロの元に、日本水泳コーチ陣がやってくるが、小学生レベルでしかないヒイロの実力に失望する。陸上においてもたいした記録が出せないヒイロは、コーチ陣から見放されてオリンピックは絶望視されてしまうのだが……!?ヒイロは再び奇跡を起こすことができるのか!?

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