あらすじ

メフィスト病院で邪獣神を倒した十六夜京也は、超戦士に加勢すべく一目散で公園へ。だが戦いは壮絶を極め、超戦士の一人、本多三佐が死亡した。神は公園の奥の朽ち果てた図書館にいた。神に迫る円谷一佐、ロダン神父、そして京也。だが、京也は神の手で闇の世界に落とし入れられた。一方、図書館の外でも高山三佐とギルマン神父が激突。その戦いの途中で、高山三佐は二人の意外な人物に呼び止められた…!!
魔界都市ハンター 1巻

魔震に襲われた日から戦りつの魔界都市と化した〈新宿〉。その新宿に、魔震から×年後の199X年、超常現象をいとも簡単にまき起こす老人(神?)が侵入した。この老人の力を借り、世界の破壊を企む闇教団の神父。そしてそれをはばもうとする防衛庁所属の超戦士。魔界都市〈新宿〉はいままた、神を追う二つの組織の新たな戦場となった。魔界都市に住む念法の達人・十六夜京也も、超戦士の一人を闇教団の手から救ったことで、否応なくこの戦いに巻きこまれた。魔術と魔道を駆使して企みを実現しようとする闇教団。その毒牙が京也に……!?

魔界都市ハンター(2)

魔界都市に住む念法の達人・十六夜京也は、超戦士の一人を闇教団の手から救ったことで、神を追う二つの組織の戦いに巻きこまれた。いま、闇教団を一掃すべく、彼らのアジトへ攻め込んだ超戦士と京也。だが、闇教団の守りは固く…!?

魔界都市ハンター(3)

超戦士と十六夜京也、闇教団、さらにはCIAまで加わり、新宿は神を追う組織の戦いの場となった。そんなある日、神がエネルギー供給所を破壊し、新宿は激しい冷気に襲われた。冷気の中をさまよう片桐さやかを救うべく、街へ飛び出した京也。だが、行く手をはばむ闇教団の魔術で、京也は大地下道へ閉じ込められてしまう。出口なしの地下道で京也は!?

魔界都市ハンター(4)

神の手で引き起こされた魔界都市〈新宿〉の氷河パニック。その冷気の中をさまよう片桐さやかを救うべく、街へ飛び出した十六夜京也。だが、行く手をはばむ闇教団の魔術で京也は大地下道へ閉じ込められた。地下道で知りあったサムとともに、出口を求めてさまよう京也は、なんと、モヒカン刈りの男のバイクに乗ったさやかに再会。だがそこに神が現れ、地下道から脱出することはできたものの、神と闘った京也は重傷を負った。一方、超戦士は冷気を止めるべく新宿エネルギー供給所に侵入。そして、その後ろには彼らをつけねらう闇教団の魔の手が……!?

魔界都市ハンター(5)

超戦士の活躍で氷河パニックから救われた魔界都市〈新宿〉。その一角にあるメフィスト病院に、ひん死の十六夜京也と片桐さやかが地下鉄サムの手で届けられた。早速、二人の再生手術にとりかかるメフィスト。だが、さやかは成功したものの、京也は失敗し、体に変調をきたしてしまった。そのころ、神を追う闇教団は、神が潜む新宿中央公園に侵入。それを知った超戦士の円谷と高山も、神と闇教団を捕らえるべく公園に入った。はたして京也はよみがえるのか?特効薬づくりに精を出すメフィストの前に突然…!?

魔界都市ハンター(6)

神をめぐる闇教団と超戦士の終わりなき戦い。その舞台は、神が潜んでいるらしい魔境=新宿中央公園へと移った。迫りくる妖魔、死霊を倒しながら公園の奥へ足を進める四人の闇教団と、三人の超戦士。はたして、神はこんなところで何をしているのか…!?一方、十六夜京也と闇司教の壮絶な戦いでメフィスト病院は崩壊。メフィスト、京也、さやか、サムの四人は地下再生室へ逃げ込んだ。だが、京也は念パワーを消耗し、彼らの前に新たな敵=邪獣神が出現した。姿は少年だが、彼こそ最大最強の妖神と恐れるメフィストは、それでも一人戦いを挑んだ…!!

魔界都市ハンター(7)

メフィスト病院で邪獣神を倒した十六夜京也は、超戦士に加勢すべく一目散で公園へ。だが戦いは壮絶を極め、超戦士の一人、本多三佐が死亡した。神は公園の奥の朽ち果てた図書館にいた。神に迫る円谷一佐、ロダン神父、そして京也。だが、京也は神の手で闇の世界に落とし入れられた。一方、図書館の外でも高山三佐とギルマン神父が激突。その戦いの途中で、高山三佐は二人の意外な人物に呼び止められた…!!

魔界都市ハンター(8)

神の手で闇の中へ落とされた十六夜京也。その闇の中で、京也は人類と宇宙の歴史を目撃した。いったい神は、京也に何を伝えようとしたのか…!?暗黒の旅を終え、京也が出現した場所は、なんとCIAのアジトだった。京也は、そこに待つ宿敵JJと魔道士グレタをすさまじい念法で一掃。なぜか、かつてないほどにパワーは増したが、意識はいまだ覚めず、京也はさまようようにCIAのアジトを脱出した。一方、一触即発でにらみあうメフィストとモヒカンの前に、突然、神が出現。メフィストは吸血鬼ブライドに神狩りを命じたが…!?

魔界都市ハンター(9)

神の手で闇の中へ落とされた十六夜京也。長い暗黒の旅を終えた彼は、なぜかかつてないほどのすさまじいパワーを得た。だが、意識は完全にはさめず、夜の魔界都市をいずこともなくさまよい歩くばかりだった。行く手をさえぎる暴走ヘリ集団、フジTVに巣くう妖怪・主を念法で倒した京也は、誘われるように闇教団のアジトへ。そこには、世界の破壊を企む闇司教と、魔界都市のナゾ究明に生命をかける狩賀博士がにらみあっていた。そのとき、奇怪な男たちを伴って神が出現。驚く狩賀、闇司教、京也の3人に突然、神が課したテストとはいったい…!?

魔界都市ハンター(10)

闇教団のアジトで、神も驚くすさまじいエネルギー風を起こした十六夜京也。だが神は「お前には歩いてもらう」と謎の言葉を残し立ち去った。この京也のパワーに巻き込まれた女超戦士・大林三佐は、そばで気を失って眠る有川三佐を助けるべく、闇教団のギルマンと戦った。激闘の末、ギルマンを倒したものの、通りかかったCIAのJJの凶弾で、彼女も永遠の眠りについた。一方、メフィスト病院では吸血鬼ブライドが悪鬼となってよみがえった。病院を脱出したブライドを追ったモヒカンだが、逆に彼女の毒牙のエジキとなって、自らも吸血鬼に変身。そしていま、血に飢えたモヒカンは再びメフィスト病院へ向かった。はたしてその目的は…!?

魔界都市ハンター(11)

吸血鬼ブライドに咬まれ、自らも吸血鬼となったモヒカン。そのモヒカンの毒牙で、メフィストも吸血鬼に変身。まさに魔人と化した二人は、サムに導かれ、BIGBOXで神と対面した。メフィストはそこで、神は自分とモヒカンの師=ドクトル・ファウストだと推理。その推理を認めた神は、二人に驚くべき命令を下した。それは…十六夜京也の抹殺!師の言葉とあっては、うなずかざるを得ず、二人は神に導かれるように現れた京也を襲撃。激しい死闘の末、ついに京也は倒れ、永遠の眠りについた。一方、メフィストとモヒカンを追うさやかもBIGBOXへ。床に眠る京也に駆け寄ったさやかだが、その首に突然目を覚ました京也の手が!?

魔界都市ハンター(12)

BIGBOXへ集う魔人たち。吸血鬼と化した十六夜京也、メフィスト、モヒカン。その三人にねらわれる片桐さやか。そして、事態を黙って見つめる神。絶体絶命のさやかの危機を救ったのは、なんともう一人のメフィストだった。吸血鬼のメフィストと京也は実はダミーだったのだ。その場で消え去る二人のダミー。そして、本物のメフィストは敢然と神に宣戦布告し、神の側についたモヒカンと対立する。一方、本物の京也は、そのころ、悪鬼ブライドと対決。傷ついたブライドは夜空へと飛び去り、彼女の流した血は雨となって地上へ降り注いだ。そのときから、魔界都市〈新宿〉に異常現象が発生。雨を飲んだ人間たちが次々に吸血鬼に変身を…!?

魔界都市ハンター(13)

新宿に吸血鬼パニックを引き起こしたブライドが、さやかの家を急襲。さやかの祖母を吸血鬼に変え、その毒牙でサムの命を奪った。怒りに燃えるさやかの体が光が発した時、京也が登場。阿修羅でブライドに切りかかったが、ブライドも巨大な魔物に変身した。力の限りをつくす、すさまじい死闘の末、ついに京也とさやかはブライドを倒した。ブライドの死とともにパニックはおさまり、ひとときの平安を取り戻した魔界都市〈新宿〉…。だが、街の一角では、神の次なる試練の準備が行われようとしていた。なんと、廃墟に一人身を潜める神の前に、CIAのJJ、魔道士グレタ、狩賀博士が出現。三人は激しく神に詰め寄った!!

魔界都市ハンター(14)

視界から人が、車が消える…!またしても起こった怪現象にとまどう京也とさやか。その目前に、なんと闇司教が出現。この男もまた、京也とさやかと同じように“選ばれし者”なのか!?その上、この人無き街に奇妙な住人が出現。それは、話しかけても語らぬ不気味なロウ人形たちだった。すさまじい孤独感に、なす術なく立ち尽くす三人。はたして、この怪現象の意味は…!?そのころ、開発が進む月面で、ナゾの人影が突然現れるという異常事態が発生。一方、神狩りに失敗した防衛庁は、〈魔界都市〉もろとも抹殺することを決意した。それに気づいた狩賀博士と魔道士グレタは、人類の進化のために神と〈魔界都市〉を守るべく、行動を開始した!!

魔界都市ハンター(15)

人無き街での孤独に耐え、元の世界に戻った京也とさやか。だが、異常をきたした闇司教は二人の前から消滅した。ホッとするのもつかの間、二人が戻った魔界都市〈新宿〉では、また新たな事件が勃発。なんと、月面に神と副都心の超高層ビル群、そして消えたはずの闇司教が出現したのだ。大穴の開いたビル群の跡に集まった京也、さやか、メフィスト、超戦士。彼らの混乱をあざ笑うかのように、月面の神は、警告ののち、すさまじい妖気の波動を地上に送り込んできた。各地でその妖気に襲われた人々が事件を引き起こし、死者が続出。波動は瞬時に終わり、何とか危機は去ったが、果たしてこの次は…!?月面の〈魔界都市〉に立つ神と闇司教の目的とは、いったい…!?

魔界都市ハンター(16)

メフィストの提案を受け、ついに始まった円谷対ロダン、有川対コロサスの戦い。その決着により、京也とさやかの行動が決定する。超戦士が生き残れば、二人は神と戦うべく月へ。そして、闇教団が生き残れば、あらためて彼らと戦う…。超能力対妖術、まさに最後の死闘と呼ぶべき二組の戦いは、超戦士側の優勢で幕を閉じようとした。だが、その時、敗北を覚悟したロダンの命を賭した妖術で、新宿の街が大爆発。爆発で吹きあがった炎は大きな柱となって燃えあがり、街は崩壊するかに思われた。だが、なぜか突然、炎の柱は停止し、最悪の事態はまぬがれた。いったい誰が?いぶかしむ人々の目前でその炎が二点に吸い込まれ…!?

魔界都市ハンター(17)

魔界都市〈新宿〉を飲み込むかに思えた炎の柱は、京也とさやかの力によって消滅し、街は最大の危機を回避した。二人は、神が二度目の妖波動を送りこんでくるその前に決着をつけようと、月へと向かうことを決意する。しかし、中野三佐の命を賭けたテレポートにより月へと辿り着いた二人を待ち受けていたのは、神を倒し、その力を自らのものとした闇司教だった。京也とさやかは闇司教を打ち倒すことができるのか!?最終決戦が、いま始まる!!