海底火山の噴火により突然隆起した島で謎の少年が発見された。彼はマーズと呼ばれ、遠い昔やってきた宇宙人が地球人の残忍な性格と好戦的な性質を恐れて、宇宙侵略をするまでの破壊兵器を持つようになったら、地球を滅ぼすようにセットした人間だった。記憶をなくしたマーズは、果たして地球を滅ぼすのか?横山光輝のSFコミック!
海底火山の噴火により突然隆起した島で謎の少年が発見された。彼はマーズと呼ばれ、遠い昔やってきた宇宙人が地球人の残忍な性格と好戦的な性質を恐れて、宇宙侵略をするまでの破壊兵器を持つようになったら、地球を滅ぼすようにセットした人間だった。記憶をなくしたマーズは、果たして地球を滅ぼすのか?横山光輝のSFコミック!
【宇宙飛行士を目指して入学試験に挑む!】宇宙から届いた「2035年7月7日、私達と火星で会いましょう」というメッセージ。来るべきその日に向けて、世界中でさまざまな計画が進行していた。2033年、メッセージが地球に届いたその時間に「かせい」と言葉を発した白舟真帆は、宇宙飛行士になる第一歩として同級生の星原めぐると宙地渡とともに宇宙学校・日本校の入学試験に挑む。宇宙に挑戦するSF、第1巻。
火星の民間警備会社で過酷な労働を強いられる日々を送っていた三日月達は、ある日、火星独立運動の旗手・クーデリアの護衛任務を請け負うことに。だが、三日月達は彼女の命を狙う陰謀に巻き込まれてしまい――!?
ブートン博士とケン一くんは、あやしい覆面の集団に誘拐されてクラゲ島へと連れていかれる。そこには、地球制服をたくらむポッポ博士と、さまざまなロボットたちが待っていた。研究に協力するよう言われる二人だったが……。赤本時代の傑作漫画『火星博士』『仮面の冒険児』『大空魔王』『一千年后の世界』『流線型事件』を併録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『火星博士』(手塚治虫漫画全集MT339『火星博士』収録)/『仮面の冒険児』(原題『20のトビィ』) (手塚治虫漫画全集MT324『拳銃天使』収録)/『大空魔王』(手塚治虫漫画全集MT339『火星博士』収録)/『一千年后の世界』(手塚治虫漫画全集MT173『珍アラビアンナイト』収録)/『流線型事件』(手塚治虫漫画全集MT254『有尾人』収録) <初出掲載>『火星博士』1947年9月5日 不二書房発行/『仮面の冒険児』(原題『20のトビィ』)1948年7月30日 東光堂発行/『大空魔王』1948年8月5日 不二書房発行/『一千年后の世界』1948年8月30日 東光堂発行/『流線型事件』1948年10月10日 娯楽社発行
二十一世紀のはじめ、火星への移住をはじめた人類は、先住民族の火星人を迫害し植民地化しようとしていた。ある日、星野(ほしの)マモルの家に、水上(みなかみ)ケンという少女が地球からやってくる。ときを同じくして、謎の少年・キャプテンKenが、火星人を救うべく、どこからともなく現れた。名前だけでなく、よく似た風貌の二人に隠された秘密とは!? アメリカの西部劇を思わせる火星開拓時代を舞台とした、異色SF大冒険活劇。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT25~26『キャプテンKen』第1~2巻収録 <初出掲載>1960年12月8日号~1961年8月20日号 週刊少年サンデー連載
火星コロニーに住む天真爛漫な少女・ココロと子犬コロの物語『火星のココロBeautifulLittleGarden』の続編として、電子書籍用に描き下ろしした作品。他作品のヒーローとのクロスオーバーが楽しめる、ヒーロークロスラインシリーズならではのお楽しみが満載!!第1話では、火星で野球チームを作ろうとする少年のシュウ…「童子装甲BEE」が登場!!※この作品は、オリジナルの電子書籍版です。
火星コロニーに住む少女・ココロが、さまざまな出会いや冒険を通して成長していく姿を描いたハートフルSFストーリー。地球ではノッカーズによる犯罪が深刻化する中、ノッカーズがいないといわれる火星コロニーで暮らす少女・ココロ。ある日、流産に悲しむ養母・マサコを見舞ったココロは、その帰り道、地球から送られてきた子犬・コロと出会う。その後、生命の危険に陥ったココロは、ノッカーズ能力を持つコロに救われて……!?
横山光輝の代表的なSF作品である「バビル2世」や「鉄人28号」と比べ、この作品は海外でも通用するようなそんなクールな印象。「風の谷のナウシカ」の宮崎駿的な、少し人類を突き放した視点で物語を描いている、といえばいいでしょうか。設定も子供向けSFではありません。主人公のマーズは過去に地球を訪れた異星人が地球を爆破するためにセットしたキー。彼がロボットに命令するか、もしくは死ぬことによって爆弾が作動し、世界は破滅することになります。ただ彼は火山活動の影響で予定より100年ほど早く目覚めてしまい、地球人が危険な存在になった場合に地球を爆破させるという使命を忘れてしまっている。目覚めたマーズは人類をどうみるのか。地球を滅ぼさない選択をしたマーズと、彼の監視者である同胞との戦いの果てに待つものは…。多分に警告的なラスト。描かれた当時は米ソ冷戦時代でそれから30年以上経ちました。まだ半世紀以上余裕はありますが、現在ならマーズはまずどんな選択をするかな、と思わずにはいられない内容です。