地上最強の生物である父・範馬勇次郎との史上最大の親子喧嘩を終え、範馬刃牙は今…!?一方、強き者に焦がれる徳川翁は“神に背く”空前の大実験を執り行う!!シリーズ第四章、ついに開幕!!今、強さの歴史が変わるッッ!!
クローン技術で宮本武蔵を蘇らせようと試みる光成だったが、武蔵の意識は無く…。計画完遂への最後の1ピースとは…!?一方、退屈に苛まれる花山薫は、地上最強の生物・範馬勇次郎との再戦を希望する…。ドリームマッチのゴング鳴る!!
現代に困惑し“居場所”を求める宮本武蔵は「この国随一の実力者」を要求する。立ち会うは範馬刃牙。地上最強の少年VS天下無双、出し惜しみ無き頂上決戦、いざッッ!!
蘇った正真正銘の宮本武蔵は圧倒的な実力で刃牙との立ち会いに勝利する。現代を奔放に闊歩する武蔵の存在に、地下闘技場闘士たちも気づき始めた…。次、対武蔵に名乗りを上げるのは!?
最強戦士達が宮本武蔵の存在に気づき始め、早速動き出したのは武神・愚地独歩!! “素手VS真剣”を提案する独歩に、…ついに武蔵、帯刀ッッ!!
宮本武蔵の存在を知り、緊急来日した拳雄・烈海王。対戦にあたり烈が要求したルールは地下闘技場初の武器使用可!! “武器VS武器”の攻防が始まるッッ!!
拳雄・烈海王と剣豪・宮本武蔵の極限バトルが始まった!! 遠距離からの武器攻撃をしかける烈に対して武蔵がじわりと間合いを詰め!?
烈海王VS宮本武蔵、終幕ッッ!! 激しい攻防が続く烈と武蔵の武器解禁戦!! 日本刀を片手に「斬って進ぜよう」と間合いを詰める武蔵に対して烈は…!? 刮目せよ、超絶決着!!
刃牙が、独歩が、烈が、現代に蘇った剣豪・宮本武蔵の前に敗れ去っていく。烈を斬殺した罪で警察に連行された武蔵を待ち構えていたのは、剣道七段・三輪猛丈と、達人・渋川剛気!! 一方、“地上最強の生物”範馬勇次郎が動き出す……!!
徳川邸でぶつかり合う「最強」と「最強」!! 勇次郎の実力を察した武蔵は真剣を二刀差して立ち向かう!! 出し惜しみなき頂上決戦、勝者は……!!
範馬勇次郎と宮本武蔵の“最強”決定戦に割って入った本部以蔵は、次の武蔵戦に名乗りを上げる。一方、ジャック・ハンマーも武蔵との対戦を望み…。対宮本武蔵、有資格者はどいつだッッ!!
東京に再び姿を現したピクル。その存在を知った武蔵はさっそく立ち合いを所望する。スカイツリーの地下366mの施設で、ピクルVS武蔵の刻を超えた奇跡のバトル開戦ッッ!!
かつての愛刀を手にし万全の武蔵、一方ピクルは絶食することでさらに“野性”を研ぎすませる!! 格闘士が見守る地下闘技場で戦国期最強と恐竜紀最強が再びぶつかり合う!! 真に最強はどっちだッッ!!
武蔵が闘技場に現れた瞬間、絶好調のピクルが飛びかかるッッ!! しかし迎え撃つ武蔵の一閃がピクルの顔面へと食い込んで…!? 剥き出しの野性すらも天下無双・宮本武蔵に斬り伏せられてしまうのか…ッッ!?
武蔵に幾度となく斬り付けられ、戦意喪失のピクル。決着の時かと思いきや、ある気配を感じ、ピクルはその発生源へと逃げ込んだ…。そこに立っていたのは本部以蔵。「守護る」。歴戦の強者たちに放った言葉。ついにそれを果たす時が来たッッ!!
毒薬、火薬玉、分銅、仕込み手槍…。己の持つ“武”の全てを駆使し、武蔵に立ち向かう本部ッッ!! 壮絶な仕掛け合いの末、全ての予想を裏切り、勝利したのは……!?
本部以蔵との“試闘”の後、突如として全国放送のテレビに出演した武蔵。その放送中、無礼な司会者を“エア斬殺”したことで、警察が動かざるを得ない事態に発展してしまう…。武蔵を逮捕しようと警察が徳川邸まで押しかけるが…!? 四百余年の時を超え、いま天下無双の国取りが始まる…ッッ!!
国家が誇る最強武力部隊「STAT」ですら止められぬ武蔵の“国斬り”。事態を収拾させるため、国家はある漢の下へ向かった。その漢とは…!?
新宿にて相対した武蔵と花山。闘いは始まった。花山独特の両手を掲げた構え、そして全身全霊を乗せた振りかぶり。防御を一切考慮しないその純粋な姿に武蔵は驚嘆。その心意気に応えるように、花山の巨拳を顔面で受けてしまった武蔵。十数メートルは吹き飛ばされた一撃で、勝負は決したかのように見えたが…!?
殴り、ねじ伏せ、握りしめる。男の義理を通すために全力で武蔵と向かい合う花山。しかし、刀を手にした武蔵にその力は及ばず…!?
ついに武蔵へ対決を挑む決意をした刃牙。武蔵はそれを快諾する。決戦の日が迫る中、刃牙は地下格闘士たちと、武蔵は徳川とピクルと、思い思いの形で対決への緊張感を高めていく…。東京ドーム地下闘技場。最終決戦、開幕。
近代格闘技の全てを駆使し、武蔵に挑む刃牙ッッ!! しかし、初撃は当たるものの武蔵にはすぐに対応されてしまう…。そして戦いは「意識のトリガー」の奪い合いまで発展する。史上稀に見る達人戦。極限の戦いの果てに、立っているのは刃牙か、武蔵か…。激震の最終巻ッッ!!
そろそろ議論すべき時期がきたのだ…
宮本武蔵が復活して暴れまくるというストーリー。 烈海王の最後の強がりが最高に好きなシーンです!
シリーズ第一作目の「グラップラー刃牙」で主人公・範馬刃牙の目的、父親・範馬勇次郎を超えるまでの物語は前作「範馬刃牙」で結末を向かえた。これまでの作品の中で多くのファイターが登場し、闘いを繰り広げてきた。その集大成が刃牙vs勇次郎だった。ではその勝者が最強なのかといわれると答えられないのが正直な感想だ。その時点ではあるいは地上最強かも知れない。しかし、歴代最強なのかはわからない。事実「範馬刃牙」の中で古代から蘇った男ピクルと勇次郎の決着が着いておらず、遡った時代の中にはまだ見ぬ強者が存在することを示唆しているように思われる。その問題に対して描かれた物語が本作「刃牙道」ではないだろうか。 本作では日本人の多くが「最強」という言葉で頭に浮かぶ人物が参戦する。その人物は宮本武蔵。勇次郎の敗北がイメージできないが宮本武蔵に勝利するイメージも沸かない。序盤は独歩のかませ犬っぷりが炸裂したり、その後は武蔵が警官を大量虐殺をしたりとシリーズの中でも異色であると言える。どのような決着となるのか。目が離せない。
そろそろ議論すべき時期がきたのだ…