あらすじ【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】最後の試練として地の王の調伏に臨むしえみ。一方、復活した魔神(サタン)と対峙する祓魔師(エクソシスト)の軍勢。燐は魔神を相手取る精鋭部隊に配属され、雪男は魔神封印の鍵となる別働隊の隊長に! 世界の存亡を懸けた決戦が始まる!!
タイトルは知っていたものの未読で、青の一族が悪魔をやっつける話だと思っていた。 全然違った。 やるなということをやって、オオゴトにして、でもちゃんと手前にあるトラブルは一つずつ解決していっている主人公。 突然サタンの子だと言われ、青い炎が出せるようになったら、戸惑ってがむしゃらになってしまうものなのかもしれない。 でも主人公が気付いたばかりに、なんとか守ろうとしていた兄が好き勝手動いて、穏便に納める計画が台無しだったら、弟も戸惑うだろう。 30巻のうちの約1/3の進捗でも、最初と比べて弟が老けた気がする。15歳なのに。 言葉が足りない兄弟にはらはらするもよし、恋愛フラグクラッシャーのような女の子に癒やされるもよし、ほかにも露出率の高い師匠やら、友達との青春やら。 楽しい要素がたくさん詰まっていて、人気がある理由がよく分かる作品。おもしろいなあ。