幼いころから幽霊が見えていた神戸は日頃から恐怖を感じ続けていた。しかし、同じく幽霊が見えている松山は楽しそうに過ごしている。彼女たちの幽霊に対する気持ちの違いの理由とは・・・。
【第5回トーチ漫画賞〈大賞〉受賞作】エアコン組立工場で働く川上綾は、小説家志望。 繰り返される単調な日々の中、月に一度、文芸サークルの集いを楽しみにしている。 しかしある事態をきっかけに、信じていた日常は崩壊する。 「”創作”なんかから卒業するきっかけを 本当はいつも探していたんだ」 逃れられない創作の呪縛、 この苦しみが誰かの喜びに変わる時まで――。
『スクールバック』の小野寺こころが描く衝撃作!! 高校1年生の夏、人生で初めて告白されたはるか。いじめから助けてくれたこともあり、そのまま流れで付き合うことになり…。
幽霊をテーマに描かれてはいるけれど、寓話的なものなのかもしれない。 人も幽霊もありとあらゆるものは話したり理解しようと歩み寄ったり知ろうとしなければ何もわからない。何もわからないものは、怖い。 怖いのは知らないからだと思えば、大体のことは解決するのかもしれない。 とは言え幽霊は怖いけど、近づいてみれば怖くなくなることって多いのかも。飛び込む勇気を教えてくれる作品。