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ある罪を着せられ幼い頃に罪人となったエミリア。暗い牢獄から数年ぶりに釈放されたエミリアを待っていたのは、民衆による激しい罵倒と嘲笑。そして“祝福”だった――。「結婚おめでとう!獣の王様に可愛がってもらえ!」腐った果実と共に冷たい言祝ぎの言葉を投げつけられ、私は花嫁として娶られる。《狼ノ国》へと…。狼の頭部、人間の何倍もの大きな体躯、鋭い爪と牙で人間を喰らうと恐れられる獣人。この世に幸せなんてない…生贄のような覚悟で嫁いだ私を待っていたのは、美しい紫の瞳をした獣人王による溺愛結婚生活で…!?