あらすじ

「どうぞ王女様、いくらでも感じてください」彼の唇が、舌が、体をなぞる…この感覚はいったい何?「男なら誰でもいいとは、さすが淫乱王女だな」公爵家次男で軍人のオスヴァルトと恋仲だった町娘エーファは、ある日敵国の刺客に攫われ王女の身代わりを命じられる! …4年後、先の戦で英雄となったオスヴァルトに、敗国の王女として嫁ぐことになったエーファ。夢にまで見た再会のはずが、彼は彼女を本物の王女と信じて疑わない。「俺の愛する人はどこだ? 彼女のことを話せばいくらでも抱いてやる」 娶った相手が、偽者と知られれば彼の名誉を汚すと気づき口をつぐむエーファだが、冷酷なのに熱い、彼の愛撫に体は抗えず──?
軍人公爵は身代わり花嫁を溺愛する1

「どうぞ王女様、いくらでも感じてください」彼の唇が、舌が、体をなぞる…この感覚はいったい何?「男なら誰でもいいとは、さすが淫乱王女だな」公爵家次男で軍人のオスヴァルトと恋仲だった町娘エーファは、ある日敵国の刺客に攫われ王女の身代わりを命じられる! …4年後、先の戦で英雄となったオスヴァルトに、敗国の王女として嫁ぐことになったエーファ。夢にまで見た再会のはずが、彼は彼女を本物の王女と信じて疑わない。「俺の愛する人はどこだ? 彼女のことを話せばいくらでも抱いてやる」 娶った相手が、偽者と知られれば彼の名誉を汚すと気づき口をつぐむエーファだが、冷酷なのに熱い、彼の愛撫に体は抗えず──?

軍人公爵は身代わり花嫁を溺愛する2

「もっといい声で鳴いてもらおう」ただの替え玉なのに、初恋の彼の指に感じてしまい?「恥じらうフリをして男をとりこにしてきたんだな」身代わり王女として攫われてから4年、正体を明かせぬまま初恋の男性オスヴァルトに抱かれたエーファ。ベッドに倒され「エーファの行方を話せ」と罵られるも、愛する彼に触れられ熱を帯びた身体は反応してしまう。こんなことはダメ…そう思うのに繰り返される愛撫に抗えず、彼を受け入れ――。一方、オスヴァルトは目の前で眠っている花嫁のシーツの染みに、以前から感じていた違和感を確信へと変える。彼女が自分をエーファと言ったのは真実だったのか…波乱万丈なふたりの行方は? 心震えるフィナーレ?