あらすじ

中学3年生の野口大助は、少し乱暴者だが、純情で素直で、女性を異性として意識したことがない熱血柔道少年。ある日、大助は委員長の植田から、クラス一の美少女・巴かおると文通したいことを伝えてほしいと頼まれる。かおるは即座に断り、自分は出席番号19番の人が好きと伝えられる。19番は自分と知った大助は、足が震え、汗が出て動悸がしてきて…!?※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。
山本まさはるシリーズ(1) 「北の少年」

九州・博多にある叔母の家で暮らす少年・ゆずるは、叔母からその存在を疎まれていた。そんなある日、北海道の網走にいるという父に会いに行く決心をしたゆずるは、わずかな金を握りしめ、貨物列車へと忍び込む。しかし、大阪まで来たところで無賃乗車がばれ、降ろされてしまった。だが、そこに居合わせた源さんという中年の男はゆずるを庇い、自分が運転する夜行便のトラックで東京まで送ってくれるという。父は網走で社長をしていると思い込むゆずるは、そうして少しずつ北海道へと近づいて行くが…!?

山本まさはるシリーズ(3) ガン太郎日記 「温泉騒動…の巻」

村はずれの家で母親と二人暮らしの小学生・ガン太郎の家に深夜、日本観光センター視察員の合田清が一夜の宿を求め、やって来た。彼の目的は、大自然が残る素朴な松原村を一大観光地にするため、温泉を探し当てることだった。偶然、ガン太郎たちは温泉が湧き出る場所を発見するが、それを知った村人や合田たちは、大騒動に!!※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。

山本まさはるシリーズ(7) ガン太郎日記 「目撃者・ガン太…の巻」

人口1万人で半農・半漁の松原村が松原町と改名されることになった。ガン太郎たち子供らは無関心だが、町長を選ぶことになった大人たちは活気づく。前村長の藤村吉蔵、漁業組合長で悪親分の団権兵衛、そして昔、村長の教師だったという年齢不詳の矢野正次郎の3人が立候補した。選挙に勝利するため、3人の陣営の大人たちは汚い手を使い…!?※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。

山本まさはるシリーズ(10) ガン太郎日記 「権兵衛死すとも…の巻」

松原村にある権兵衛と呼ばれる大きな老木を斬り倒すことが決まった。権兵衛を見ながら育ったガン太郎たちはショックを受け、台風で川が氾濫した時、流されかけた人たちは、権兵衛につかまって助かったと、斬ることに反対する。同級生の病気がちな千草は、いつも権兵衛が励まし慰めてくれたと訴える。ガン太郎たちは権兵衛を守り抜くことができるのか!?※表紙に記載されております『ゲスト・スター』は収録されておりません。また、この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。

山本まさはるシリーズ(13) ガン太郎日記 「いま一度母に…の巻」

幼い頃よく遊んでくれた兄ちゃん、中川賀津雄の夢を見たガン太郎。母親に頼まれ、山へ薪拾いに出かけたガン太郎は、賀津雄と二人だけの秘密の場所へと足を向ける。だが、そこには大阪にいるはずの賀津雄が…?自分がここにいることは内緒にしてほしいと言われたガン太郎だが…。そして、その賀津雄を追って殺し屋が松原村へとやって来る!!賀津雄は大阪で何をしたのか!?※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。

山本まさはるシリーズ(14) 中村君 「とんでもない奴」

正義の味方となって姫を救う夢を見た、意気軒昂の中学生・中村正。この日は友人たちとアイススケート場に遊びに来て、早くも入口で不良たちと大ゲンカ! 係員に抑えられてケンカは治まったものの、不良たちはスケートが苦手な正を転ばせまくる! そこをスケートの上手いクラスメートの女の子、吉永に助けられるのだが… 今度は吉永が不良たちにからまれてしまい…!?

山本まさはるシリーズ(17) 探偵屋NO 1 「私の愛した探偵屋」

探偵屋・塙貢の事務所に勤める時子が、理由も告げず、置手紙を残して出て行ってしまった。彼女に好意を抱く貢は意気消沈するが、父親から、今受けている依頼だけは遂行しろと命じられる。翌日、父の命令通り依頼をこなす貢は、立花組組長の息子・一郎を探し当てる。だが、尾行中に一郎が何者かに拉致されてしまい、貢もまた捕まって…!? 金目当てと思われた誘拐事件の真相は? そして、時子が出て行った理由とは!?

山本まさはるシリーズ(18) ガン太郎日記 「つり橋作戦…の巻」

松原小学校に通うガン太郎は、級友の道子から吊り橋の先にある平家村に一緒に行ってほしいと頼まれる。一方、ガキ大将のガニ又も、級友の丸太に、昨日、平家村に行った帰りにタケノコ泥棒と疑われ、平家村の悪ガキたちに殴られたと泣きつかれていた。放課後、ガニ又たちはガン太郎を誘い、平家村の悪ガキどもに仕返しをするため吊り橋へ向かう!!※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。

山本まさはるシリーズ(22) ゴールデン・ボーイ 「チャンピオン」

裕福な家庭だが、両親の愛情を知らずに育ってきた嵯峨野順。高校生になり、その寂しさからボクシングに熱中し、全国大会個人優勝を目指す。だが、母親はボクシングは野蛮なスポーツと大反対し、順を自分の思いどおりに育てようとする。そんな時、父親が病で倒れ、母親は順に父の跡を継いでほしいと懇願するが、プロのスカウトに認められた順は、プロ転向を決意し…。

山本まさはるシリーズ(23) ゴールデン・ボーイ 「チャレンジャー」

両親を早くに亡くし、幼い頃から仲の良かった泰年と千秋の久里兄妹。親戚の家で肩身の狭い暮らしをしていたが、年月が経ち、集団就職で上京した泰年を追うように千秋も東京へ。貧乏でも兄妹二人の生活に幸せを感じる九里兄妹だったが、ある日、千秋が嵯峨野順と出会ったことから、その生活は……。

山本まさはるシリーズ(24) ゴールデン・ボーイ 最終回 「ノック・アウト」

ボクシングファンを熱狂させる世紀の一戦、フェザー級世界チャンピオンの嵯峨野順と挑戦者・久里泰年の対戦。交通事故に遭い、片足が不自由になった妹の千秋を順のせいだと思い込み、復讐のため順を倒すことを誓う泰年。一方、両親の愛情を知らずに育った順は、女性の好意を素直に受け入れることができずに悩む。そして、順と泰年の因縁の対戦の日が迫る!!

山本まさはるシリーズ(27) ガン太郎日記 「フグはのけ者…の巻」

クラスの人気者ガン太郎、ガキ大将のガニ又、美少女の道子らが通う松原小学校の同級生の桂木は、父親をフグ中毒で亡くしてから元気がなく、誰とも話そうともしない。担任の教師は心配になり、やはり父親のいないガン太郎に、桂木が元気になるよう仲良くしてほしいと頼む。そしてガン太郎は、夜中に一人で釣りをする桂木に会いに行くが…。※表紙に記載されております『ゲスト・スター』は収録されておりません。また、この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。

山本まさはるシリーズ(28) 「野口大助君の一番長い日」

中学3年生の野口大助は、少し乱暴者だが、純情で素直で、女性を異性として意識したことがない熱血柔道少年。ある日、大助は委員長の植田から、クラス一の美少女・巴かおると文通したいことを伝えてほしいと頼まれる。かおるは即座に断り、自分は出席番号19番の人が好きと伝えられる。19番は自分と知った大助は、足が震え、汗が出て動悸がしてきて…!?※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。

山本まさはるシリーズ(29) 中村君 「こころと心」

南東中学の中村正は、野球部に所属するスポーツ少年。部活が終わり、下校途中の正は少年が轢き逃げされた現場に遭遇する。死亡した少年の顔が頭から離れず、勉強も野球の練習にも身が入らない。そして練習試合の時、観客の中に轢き逃げ犯を発見し、その男を追うが見失ってしまい…!?※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。

山本まさはるシリーズ(31) ガン太郎日記 「なっ!二郎・うん!兄ちゃん…の巻」

ガン太郎のクラスに双子の林一郎・次郎が転校して来た。どちらが兄か弟か、まったく見分けがつかない二人に、ガキ大将のガニ又はイラつく。だが、その双子の転校生は初日以降、学校に来なくなった。生徒達の目撃によると、漁業組合にいたり、沖で船に乗っていたり、働いているような感じだったと言う。不審に思った担任教師が、双子の家を訪ねてみると…!?※表紙に記載されております『ゲスト・スター』は収録されておりません。また、この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。

山本まさはるシリーズ(34) ガン太郎日記 「ドタバタ道中記…の巻」

手製の凧作りに励むガン太郎やガキ大将のガニ又たち。だが、コン吉の様子がなにやらおかしい。問い正すガン太郎たちを前にして、いきなり泣き出したコン吉。両親の内緒話を聞いてしまい、自分は本当の子ではないことを知ってしまったと言う。貧乏だった本当の両親が仕事に成功し、コン吉を返してほしいと連絡してきたらしく…。身勝手な親だが、コン吉は会ってみたいと言うが…!?※表紙に記載されております『ゲスト・スター』は収録されておりません。また、この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。