あらすじ新たな千年紀(ミレニアム)を控えたある年のこと。国連の平和維持活動に従事していた5人がトルコの辺境ギョレメ渓谷で消息を絶つという事件があった。やがて……時は流れ、人々から事件の記憶は薄れ、恐怖の大王も最後の審判もなく新たな千年紀を迎えた世界に、ひとりの男が彼の地より生還を果たす。男の名は……三溝耕平(さみぞこうへい)。彼は微笑みを浮かべながら語った。「終末を告げに来た……」