あらすじ

【電子限定!描き下ろし特典マンガ3P収録】仕事に立ち向かう全ての人へ。新人コピーライターの奮闘記。想像を絶するとてつもない表現に触れると、感動を通り越して体中が“ゾワワ”と震える時がある。そんなゾワワな映像や物語を作るために広告代理店にコピーライターとして入社した<ぼく>が、モノづくりの現場で出会った数々の強者たち。彼らが教えてくれた、人の心を動かすことの極意とはーー。★「TAROMAN」「大嘘博物館」藤井亮さん推薦★「“アイデアをかたちにする仕事”をすることの、ありがたさ、おそろしさ、うれしさ。それに慣れてしまいそうになる自分に喝を入れてもらえました。今はでたらめなモノばかり作っている僕も、この本みたいな経験をたくさんしてきました。」あらゆる仕事に通じる、モノづくりのヒントがここに!元大手広告代理店コピーライターが描く、広告制作現場のリアルな日常。
ゾワワの神様【電子限定特典付】
【電子限定!描き下ろし特典マンガ3P収録】仕事に立ち向かう全ての人へ。新人コピーライターの奮闘記。想像を絶するとてつもない表現に触れると、感動を通り越して体中が“ゾワワ”と震える時がある。そんなゾワワな映像や物語を作るために広告代理店にコピーライターとして入社した<ぼく>が、モノづくりの現場で出会った数々の強者たち。彼らが教えてくれた、人の心を動かすことの極意とはーー。★「TAROMAN」「大嘘博物館」藤井亮さん推薦★「“アイデアをかたちにする仕事”をすることの、ありがたさ、おそろしさ、うれしさ。それに慣れてしまいそうになる自分に喝を入れてもらえました。今はでたらめなモノばかり作っている僕も、この本みたいな経験をたくさんしてきました。」あらゆる仕事に通じる、モノづくりのヒントがここに!元大手広告代理店コピーライターが描く、広告制作現場のリアルな日常。
もしも今日が、100年前の今日だったら。

もしも今日が、100年前の今日だったら。

なんの変哲もない 11時58分だった。 地震は、ふつうの日に起きる。 なんてことない日常が、 いきなり揺さぶられる。 もしかしたら「ふつうの日」だと思っていた今日だって 突然壊されてしまうかもしれない。 だから、2023年9月1日。 関東大震災から100年の今日は 「もしも今日が、100年前の今日だったら」。 そんなことを考えてみませんか? 今この瞬間に揺れたら、どう身を守ろう。 会社で被災したらどう帰ろう。 スマホが壊れた時、家族とどう連絡をとろう。 「想像力」は災害に抗う人間の武器だ。 100年経っても地震は起きる。 その恐ろしさはなにも変わらない。 でも、備えで未来は少しずつ変えていけるはず。 ふつうの日を守ろう。みんなで一丸となって。
試し読み
コロナ収束したら付き合うふたり

コロナ収束したら付き合うふたり

幼馴染のおさむ君とつかさちゃんは、今日も仲良く学校に通います。いじめ、不登校、社内浮気、そして親の入院… 色んな世知辛い出来事がこの先の人生には待ち受けているけど そんなことお構いなしの二人は、今日も仲良く学校へ行くのです。たまごっちからコロナまで。1990年代から始まる激動の30年間を、4コマ漫画で二人と一緒に過ごしてみませんか? --------------- 第12回コミチ賞大賞・作品賞のダブル受賞、モーニング月例賞努力賞を受賞し、たくさんの人がスマホの前で涙したWEBマンガ「コロナ収束したら付き合うふたり」に、単行本用に描き下ろした4編のショートストーリーを収録。読めばあなたも大切な人に会いたくなる、話題の作品が初の書籍化です。
ゾワワの神様
文化か、ゴミか。 #1巻応援
ゾワワの神様 うえはらけいた
兎来栄寿
兎来栄寿
3年前、「はてな匿名ダイアリー」に投稿されて話題になった記事があります。 私は広告制作の現場を辞めて、広告を屠殺する現場に転職をした https://anond.hatelabo.jp/20200311165317 広告は文化とゴミのあわいを漂っており、気を付けなければすぐにゴミとなってしまう。しかし、新たに入ったWEB広告会社では愚直に数字を追いかけて作られる広告が溢れ、そこでは文化としての広告が屠殺されていた、と。 最近話題になっていたのが、NURO光の広告とビビッドアーミーの広告の問題です。それぞれ若干性質は違うものの、これらの問題はまさに上記の記事で警鐘を鳴らされていたようなところの延長線上にあるのではないかという指摘は当然で、今後も引き続き起こっていくのでしょう。 しかし、文化としての広告の素晴らしさも依然として存在します。それを描いているのが本作です。 『ゾワワの神様』は作者のうえはらけいたさんが実体験を交えて描く、広告会社でコピーライターとして働き始めた青年の奮闘記となっています。1話あたり5〜7Pほどの掌編で、SNSで公開されていた際にはたびたびバズっていた人気作品です。 主人公は、「とてつもない表現」に触れた瞬間の感動を通り越した「ゾワワ」をいつか自分も作り出したいという想いを胸に広告代理店に就職した青年。 広告業界や協業する他業種の人々も含めて個性的でカッコいい先達たちの言動に励まされながら日々成長を遂げていく主人公の姿に、読んでいると気付きや勇気をもらえます。 作り手が、自分の作るものを笑ったり恥ずかしがったりしてはいけない。 言葉は万能でないことを肝に銘じながら、受け手の想像力を信じる。 良いモノを作りたいならちゃんと寝た方が良いが、コンマ秒の差の気持ち良さを追求して夜を徹する。 文化としての広告に本気で取り組む人々の話は業種を越えて普遍的に刺さるものもいくつもあり、一欠片の勇気を貰えて自分も明日の仕事をいつもより頑張ろうと思えます。 最上級表現に敏感になってしまうので、気軽に「最高」や「日本一/世界一」のような言葉を使えなくなってしまうという職業病的な話など、笑えるパートもあって、ずっとシリアスすぎるわけでもなく緩急がちょうど良いです。 ″コピーライターは孤独な職業だ―――しかし その孤独は必ずしも辛いものではない″ のくだりは特に好きです。孤独なようで、実は孤独ではない。そんな闘いの果てに、誰かの心を動かすことのできる瞬間が訪れたら最高なんですよね。 もし、広告がただのゴミであるならばそこに感動など生まれようはずもありません。しかし、人が力を尽くせば感動を生むものを作り出せる。だからこそ広告は文化たり得るのでしょう。文化としての広告のために全力を出す人を私は応援しています。