あらすじ

「お前は龍神の生贄――ただ身を捧げればいい」育ての祖母を亡くし、ひとり懸命に生きる18歳の少女、瑞慶覧空良(ずけらんそら)。「龍神祭」の夜、男子とのデートに心華やいでいた空良は、突然謎の格好をした巫女に連れ去られてしまう。「神々の島」と呼ばれる離島で出会ったのは、銀髪に真っ赤な瞳をした、不思議な力を持つ龍神で……? 孤独な龍神×一人ぼっちの少女が織り成す、和風溺愛ファンタジー!
生贄婚~冷徹龍神様の甘い溺愛~(1)

「お前は龍神の生贄――ただ身を捧げればいい」育ての祖母を亡くし、ひとり懸命に生きる18歳の少女、瑞慶覧空良(ずけらんそら)。「龍神祭」の夜、男子とのデートに心華やいでいた空良は、突然謎の格好をした巫女に連れ去られてしまう。「神々の島」と呼ばれる離島で出会ったのは、銀髪に真っ赤な瞳をした、不思議な力を持つ龍神で……? 孤独な龍神×一人ぼっちの少女が織り成す、和風溺愛ファンタジー!

生贄婚~冷徹龍神様の甘い溺愛~(2)

「最近の娘は、気性も口調も荒いんだな」底なしの霊力を持っていることが発覚した空良は、「龍神の花嫁として生きていく気はないか」と龍神たちに乞われる。神の島に引き留められ、豪華な屋敷を与えられた空良は、入ってはいけない場所へ迷い込んで絶対絶命のピンチに陥って……? 孤独な龍神×一人ぼっちの少女が織り成す、和風溺愛ファンタジー!

生贄婚~冷徹龍神様の甘い溺愛~(3)

「触れるだけのキスだったのに、今までで一番熱っぽかった」空良とのキスで霊力を得た龍神の力は絶大で、水不足に困っていた沖縄には雨が降り注いていた。元の生活に戻りたい空良は「龍神の腕を取り返せば神の島から解放する」という挑発にのせられ、本島の神社に向かうが……? 孤独な龍神×一人ぼっちの少女が織り成す、和風溺愛ファンタジー!

生贄婚~冷徹龍神様の甘い溺愛~(4)

「空良は俺の大事な花嫁だ。傷つける者は容赦しない」喜雨に街を案内してくれと言われた空良は、久しぶりに本島にやってきた。まるでデートのような甘い時間を過ごすなかで、ふたりの距離はさらに近づいてゆく。祖母と住んでいた実家に寄ると、何故か家は既に売りに出されていて……? 孤独な龍神×一人ぼっちの少女が織り成す、和風溺愛ファンタジー!

生贄婚~冷徹龍神様の甘い溺愛~(5)

「この先本当に交わるとしても、俺はお前の心が先に欲しい」喜雨からまるで告白のような言葉を伝えられた空良は戸惑いを隠せない。なのに龍神に霊力をもたらすため、ふたりは毎日肌を触れ合わせることになる。喜雨と過ごす甘く激しい夜に、空良は遂にこらえきれず……? 孤独な龍神×一人ぼっちの少女が織り成す、和風溺愛ファンタジー!

生贄婚~冷徹龍神様の甘い溺愛~(6)

「喜雨様とあなたの恋は許されない」恋心を持って人間と交わった龍神は、相手の命を奪ってしまう。龍神の一人・夕立の悲しい過去と、神と人間の禁忌を知らされた空良。膝をつき、「傀儡になってくれ」と頼み込む夕立の姿に、空良は……? 孤独な龍神×一人ぼっちの少女が織り成す、和風溺愛ファンタジー!

生贄婚~冷徹龍神様の甘い溺愛~(7)

「一生忘れられないくらい、喜雨を好きになっちゃったの」島で過ごしたすべての記憶をなくした空良は、仕事先の店に現れた喜雨に全く気付かなかった。喜雨はそんな空良の幸せをそっと願い、空良を忘れようと努める。離れ離れになったふたりの恋の行方は――? 孤独な龍神×一人ぼっちの少女が織り成す、和風溺愛ファンタジー!

生贄婚~冷徹龍神様の甘い溺愛~(8)

「お互いの手が、身体が、好きって伝え合ってる」遂に互いの思いを伝えた空良と喜雨の関係はますます強固に。そんな中、空良を島に連れてきた4人目の龍神・天泣に礼を言いに行くと、天泣は「龍神の花嫁になる覚悟を見せな」と空良に口づけを迫り……? 孤独な龍神×一人ぼっちの少女が織り成す、和風溺愛ファンタジー!

生贄婚~冷徹龍神様の甘い溺愛~(9)

「あいつを殺した世界なんて滅べばいい。ずっとそう思っていたのに」力を増した災厄に呑み込まれてしまった慈雨。絶体絶命の最中、空良は慈雨を取り戻すために飛び立つが……? 孤独な龍神×一人ぼっちの少女が織り成す、和風溺愛ファンタジー!

生贄婚~冷徹龍神様の甘い溺愛~(10)

「喜雨、抱いて…?」災厄が差し迫るなか、空良は死を覚悟して生贄となり、喜雨に身体を差し出す。「また生まれてくるよ、待っててくれる?」永遠を誓ったふたりは、熱く激しく求め合い――…。孤独な龍神×一人ぼっちの少女が織り成す、和風溺愛ファンタジー、感動の最終回!