あらすじ佐原ミズが描く、小児科医と親子の心に染みる物語。妻を亡くし、幼い二児の育児に振り回される羽根田。ある日、息子・みちるの幼稚園でウイルス性胃腸炎が流行し始めたとのお知らせが! 周りの怯えた様子を不思議に思っていたところ、一家全員が発症してしまい大ピンチに!? 幼稚園からもらったマニュアルは一つもこなせず、小児科医・ブッキーのもとで思わず弱音が漏れ出してしまう…。そんな時に、ブッキーが羽根田にくれた言葉とは―。
本作はブッキー先生こと小児科医と、園児ふたりをかかえる、妻を亡くした夫が登場する。 幼児と乳児がいる波乱の毎日が、その生活に慣れていないかつ生真面目なお父さん視線で綴られる。 オバケメイクのブッキー先生は、土曜日に小さな医院で診察をしてくれている。 大きな病院でバリバリ働く(メイクはなし)先生だから腕は確かなのに、オバケメイクだからか医院はガラガラ。 小児科の先生って、親身になってくれるけど、忙しそうだし、小児科はいつも混んでるから気軽に行きづらい。 そんな親側の気持ちをオバケメイクで結果的に解決している。 オバケメイクを怖がる子供もいそうだけど、そこはどうなのだろう… それから、読んでいて、口コミって大切だよなとブッキー先生のもとへ通う人たちをみて思った。 土曜日で空いていて、腕は確かな小児科って穴場すぎる!