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昭和30年代の岐阜を舞台に作者自身のワンパクな少年時代を情感豊かに描いた、ノスタルジックな気分に浸れるハートフルコミック。寝小便をした庄太（しょうた）は、母親に叱られそうなところを祖母の言葉に救われる。その後、祖母と出かけた庄太は、世間からズレている祖母の行動でイナカ者扱いされた事を恥ずかしく感じる。そして祖母のイナカ者的おせっかいを嫌悪する庄太だったが……!?
カブト虫を欲しがるシームちゃんのために、スズメバチが大量発生している蝶々洞（ちょうちょうぼら）へ行ってカブト虫を採ってくると約束した金一（きんいち）。本当は行くのが怖くてたまらない金一は、庄太（しょうた）に相談して蚊帳を利用した防具を作ってもらう。そして一緒に行こうとする庄太から「金一は弱い」と言われて腹を立てた金一は、単独で蝶々洞へと行くのだが……!?少年時代って楽しい思い出がいっぱいだったと実感する完結巻。
