あらすじ髪結床で将棋さし、長屋の子どもとひとっぷろ。七輪かこんでカマスを焼けばお猫がにゃ~と寄ってくる。江戸を生きた“ふつうの人々”の暮らしをやさしく丁寧に活写する傑作短編集、心にしみる完結巻◎朝日新聞「読書」欄&「月刊 学校給食」掲載◎フリースタイル「このマンガを読め!2024」第16位【収録話】手習い 髪結い まじない 湯屋 観音祭 大八車 怪談 お盆 魚河岸 太平 稲荷ずし 屋根 七輪 火鉢 東風
日本から失われてしまった"四季"だ…… 江戸時代の考証がしっかりしてるのはそうなのだけど、その風俗豆知識みたいなのを決して押し付けがましくせずお話に上手く取り入れているのがプロい。食べ物が全部美味しそう! 線の省略とかは高野文子っぽくも思えた。