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タイトル
本文
流転のテルマ
流転のテルマ
蔵西
蔵西
あらすじ
「助けてくれ」とメールを残し行方不明となった兄を捜しに、大学生の徳丸は西チベットに旅立つ。ガイドのソナム、キッチンボーイのナムギャルと、標高3000メートル越えの大地をひたすら歩く男3人旅が始まった!
流転のテルマ 1巻
「助けてくれ」とメールを残し行方不明となった兄を捜しに、大学生の徳丸は西チベットに旅立つ。ガイドのソナム、キッチンボーイのナムギャルと、標高3000メートル越えの大地をひたすら歩く男3人旅が始まった!
流転のテルマ 2巻
兄を捜し西チベットに来た徳丸。しかし慣れない山道に体調を崩してしまい、ガイドのソナムは帰り支度を始める。徳丸は納得いかず、一人で飛び出すが…。
流転のテルマ 3巻
旅の途中、タバ村に住む女の子・ラモの家に滞在するうちに、徳丸は彼女に淡い恋心を抱くようになる。しかしヌン谷への出発が近づくにつれ、2人の仲はギクシャクし始める。引き止める素振りを見せるラモに徳丸は…。
流転のテルマ 4巻
タバ村を発ち、再びヌン谷へと向かう徳丸たち。旅をするうちに、徳丸とソナムは打ち解けたかに思えた。だがこの後2人は衝撃的な“全ての始まり”を知る! チベットを行く男旅、ついに完結!! おまけ漫画も収録♪
先月の新刊を語る会 【2020年4月発売新刊漫画】5/16開催
流転のテルマ 和田ラヂヲの火の鳥 あおのたつき 高嶺のハナさん 珈琲と猫の隠れ家 宇宙人ムームー 半沢ニャオ樹 魔法使いだった猫 シャンピニオンの魔女 無能の鷹 忍者と極道 左手のための二重奏 ケムリが目にしみる 今度会ったら××しようか おたみのお頼み 代闘士ハイコの事件簿 妄想テレパシー サトコとナダ わるいあね 幸せカナコの殺し屋生活 ハコヅメ~交番女子の逆襲~ キミオアライブ 恋は世界征服のあとで 異世界失格 五等分の花嫁 アンデッドアンラック 雑な生活 午後9時15分の演劇論 牛乳配達DIARY 金剛寺さんは面倒臭い ヨシノズイカラ 邪剣さんはすぐブレる カッコウの許嫁 やったねたえちゃん!
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ペルシャの幻術師

ペルシャの幻術師

司馬遼太郎の幻のデビュー作は女性が主人公だった!海音寺潮五郎が「幻覚の美しさに惚れこんだ」と絶賛した名作に、文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品選出の漫画家・蔵西が挑む。◆ストーリー十三世紀、世界を席巻したモンゴル軍の猛攻は、ペルシャにまで至った。モンゴル軍団を率いる大鷹汗(シンホルハガン)ボルトルは、ペルシャ高原の町メナムに攻めいる。ボルトルはメナムで美姫・ナンを見初め、自らへの愛を求める。そこに、ボルトルの命を狙う幻術師・アッサムが現れ、ナンを幻惑する――。西紀一二五三年の夏、ペルシャ高原のひがし、プシュト山脈をのぞむ高原の町メナムは、ここ二カ月、一滴の雨にもめぐまれなかった。――新月のまだ懸らぬ六月二十八日の夜、いまから一月前のことである。アラ山脈を越えて突風のようにやってきた蒙古兵が、メナムの町を一夜のうちに鮮血の霧で包んだ。町の土侯とその兵は戦わずして遁げ、市民は、血に飢えた東方の蛮族の手で思うさま殺戮された。シナ北西部はおろか、遠く東ヨーロッパまで征服した成吉思汗(ジンギスカン)四世蒙哥(マング)が、その弟旭烈兀(フラーグ)に二十万の兵を授けて、史上有名なペルシャ攻略の緒にようやくつきはじめたのである。そうした殺伐な背景のなかに、この数日来、メナムの町は奇妙な賑いをみせていた。 沙漠をゆく隊商(キャラバン)が、水を買いにきて市を立てる。――司馬遼太郎「ペルシャの幻術師」より※こちらは「無料試し読み版」です。続きは製品版をご購入の上、お楽しみください。
ペルシャの幻術師

ペルシャの幻術師

海音寺潮五郎が「幻覚の美しさに惚れこんだ」と絶賛した名作に、文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品選出の漫画家・蔵西が挑む。 ◆ストーリー 十三世紀、世界を席巻したモンゴル軍の猛攻は、ペルシャにまで至った。モンゴル軍団を率いる大鷹汗(シンホルハガン)ボルトルは、ペルシャ高原の町メナムに攻めいる。ボルトルはメナムで美姫・ナンを見初め、自らへの愛を求める。そこに、ボルトルの命を狙う幻術師・アッサムが現れ、ナンを幻惑する――。 西紀一二五三年の夏、ペルシャ高原のひがし、プシュト山脈をのぞむ高原の町メナムは、ここ二カ月、一滴の雨にもめぐまれなかった。――  新月のまだ懸らぬ六月二十八日の夜、いまから一月前のことである。アラ山脈を越えて突風のようにやってきた蒙古兵が、メナムの町を一夜のうちに鮮血の霧で包んだ。  町の土侯とその兵は戦わずして遁げ、市民は、血に飢えた東方の蛮族の手で思うさま殺戮された。シナ北西部はおろか、遠く東ヨーロッパまで征服した成吉思汗(ジンギスカン)四世蒙哥(マング)が、その弟旭烈兀(フラーグ)に二十万の兵を授けて、史上有名なペルシャ攻略の緒にようやくつきはじめたのである。  そうした殺伐な背景のなかに、この数日来、メナムの町は奇妙な賑いをみせていた。   沙漠をゆく隊商(キャラバン)が、水を買いにきて市を立てる。――                      司馬遼太郎「ペルシャの幻術師」より
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