あらすじ人気絵師の地位を得てもなお生活に無頓着な北斎だが、絵を描くことには貪欲だった。ゴミまみれの長屋を追い出されれば、滝沢馬琴の家に転がり込んで絵本を共同制作し、諸国を放浪しては飽くなき探求心で自然や富士山を描き続けていた。金銭に恵まれず貧窮した生活の中でも、死の淵まで筆を取り続けたその情熱とは!?浮世絵はもちろん、世界の芸術に偉大な業績を残した葛飾北斎の、真の姿に迫った傑作、完結!!