あらすじ

生涯を通じて転居と改名を繰り返し、様々な画風で数多くの作品を残した浮世絵師、葛飾北斎。42歳で突然、画号を「北斎」に改めるが、美人画家・狩野派俵谷宗理の名を捨ててまで改名した理由は、「自分(おのれ)をも変えたい」からだった。自らの環境と同様に千変万化した作品は、“自分の絵”を探し求めた北斎の苦悩の結果なのか!?フランス印象派に多大な影響を与えた画狂老人の生涯を、世界一多作な“萬画家”が描く!
北斎 【石ノ森章太郎デジタル大全】 1巻

生涯を通じて転居と改名を繰り返し、様々な画風で数多くの作品を残した浮世絵師、葛飾北斎。42歳で突然、画号を「北斎」に改めるが、美人画家・狩野派俵谷宗理の名を捨ててまで改名した理由は、「自分(おのれ)をも変えたい」からだった。自らの環境と同様に千変万化した作品は、“自分の絵”を探し求めた北斎の苦悩の結果なのか!?フランス印象派に多大な影響を与えた画狂老人の生涯を、世界一多作な“萬画家”が描く!

北斎 【石ノ森章太郎デジタル大全】 2巻

人気絵師の地位を得てもなお生活に無頓着な北斎だが、絵を描くことには貪欲だった。ゴミまみれの長屋を追い出されれば、滝沢馬琴の家に転がり込んで絵本を共同制作し、諸国を放浪しては飽くなき探求心で自然や富士山を描き続けていた。金銭に恵まれず貧窮した生活の中でも、死の淵まで筆を取り続けたその情熱とは!?浮世絵はもちろん、世界の芸術に偉大な業績を残した葛飾北斎の、真の姿に迫った傑作、完結!!