あらすじ主人公・宮間美守(25)はナイチンゲールに憧れて病棟看護から訪問看護に身を転じた新米訪問看護師。「病棟」がホーム戦なら「訪問」はアウェー戦。街中の家が看護の現場と言われる世界だ。ドジで泣き虫…だけど熱い!!「ナイチンゲールになりたい」が口癖の美守は今日も相棒の自転車を力強く漕ぐ。美守の看護を待つのはどんな利用者か?「病院」から「在宅」へ。曲がり角に立つ日本の医療を担う訪問看護師(フィールド・ナース)。その奮闘を描く新・医療ドラマ!「月刊!スピリッツ」大反響連載、待望の第1集!!
主人公は病棟看護から訪問看護に身を転じたばかりの新米訪問看護士の宮間美守。病院での看護ではないため、規定の時間を1分でも過ぎれば保険の補助外になってしまうためかなり熟練した技術を求められたりしているのに四苦八苦しています。訪問看護を使うのは年金暮らしの高齢者が多いということで、訪問看護についてだけでなく老いや死とも向き合う場面が多かったです。 宮間美守がナイチンゲールに憧れすぎるが故に、利用者と仲が良くなりすぎ(それがこうじて看護師としての信用も得る一方で)サービスでケアをしてしまったりする、看護師という職業的な葛藤が描かれていたところがとても面白かったです。