あらすじ

図書館都市スウェントヴァイトを護る騎士団長の謀略により父に続き母までも死に追いやられたイグナーツ。知の独占に疑問を持ち、図書館に囚われた知の女神ハーレフと共に書と知識の解放を企むアーデルハイト。そして出自を隠し策謀するジスラン。図書館都市にもついに変革の時が迫る!!独占された書と知の解放は果たして世界をどう変えるのか!?騎士と司書たちの戦いは終焉の時を迎える!!
図書館の騎士団 1巻
その世界に唯一の図書館を擁する小都市、スウェントヴァイト。農学、建築学、地理学から歴史学、文学まで、人類の全知が集積されたその都市は、周辺列国から絶えず野心の的として狙われていた。どんな財宝や名誉よりも尊いとされる膨大な図書を護る騎士団隊長・イグナーツと上級司書・アーデルハイトの、果てしない戦いの物語が始まる。
図書館の騎士団 2巻
図書館都市スウェントヴァイトを護る騎士と司書たちの戦いは新たな局面へ。各地を巡る司書たちの護衛として随行するイグナーツはアーデルハイトと共に自領に戻る。束の間の休息も戦乱の風は止まず、謎の部隊が領内の集落を突如襲う。戦場に駆けつけるイグナーツだが、思わぬ傷を負い遠のく意識の中で謎の少女と巡り合うが、それこそがスウェントヴァイトと騎士たちの運命を変転させる事となる!!
図書館の騎士団 3巻(完)
図書館都市スウェントヴァイトを護る騎士団長の謀略により父に続き母までも死に追いやられたイグナーツ。知の独占に疑問を持ち、図書館に囚われた知の女神ハーレフと共に書と知識の解放を企むアーデルハイト。そして出自を隠し策謀するジスラン。図書館都市にもついに変革の時が迫る!!独占された書と知の解放は果たして世界をどう変えるのか!?騎士と司書たちの戦いは終焉の時を迎える!!
わたしのカッコウたち―児童養護施設のふつう―

わたしのカッコウたち―児童養護施設のふつう―

貧困、発達障害、虐待、ネグレクト……それぞれに事情を抱えて、親と暮らせなくなった子供たち。障害を抱えた子供の育児に疲れ果て、虐待をしてしまったシングルマザー。施設で暮らす子供はそれでも母を求める――。ここで働く職員は、親ではない。しかし、ある時は、学校でいじめを受ける子供を守り、またある時は、実の親と問題解決を話し合う。綺麗事では済まされない施設の「ふつう」とは?