両親の亡き後、祖母の営むおにぎり屋を手伝う宝田四郎は、同級生で幼馴染の三井穂高に想いを寄せている。四郎はその秘めたる思いは生涯口にしないと決めて生きてきた。そうとは知らない穂高は部活に恋愛にと充実した日々を過ごしている。四郎の気持ちには全く気がついていないようだ。部活(フェンシング)の試合に優勝した穂高や他部員を労うために店のおにぎりを競技場まで届けた四郎は、後片付けをしている時に穂高が控室にいないことに気がつく。穂高は競技場の裏手で喫煙しており、窓からその様子を見てしまった四郎は、通りすがる教員に見つかってしまっては穂高の競技人生が大無しになると考え咄嗟に驚くべき行動に出てしまう…。
絵が残念で読む人を選ぶ作品だと思いました。 そこが気にならずに読める方には読んでほしいです。 作品のメッセージ性はよく伝わり、素敵な作品でした。 絵が下手なところだけが残念ポイントでした。