あらすじ国中の人間から、突然忘れ去られた第十三代聖女・マリヴェル。唯一彼女を覚えていた神官・エーレとともに原因を探り、亡くなったはずの先代聖女――エイネ・ロイアーにたどり着く。エイネを崇拝する前神官長からヒントを得ようと、彼を匿っているとされる伯爵家の夜会へ、女装したエーレと潜入を計画!! しかし、マリヴェルの体が何者かに乗っ取られるようになり…。※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
聖女不在は国が荒れるという国において、ある日突然存在を忘れ去られ、ボロ布の服一枚で追い出された聖女マリヴェルが、再び聖女選別の儀式に挑む物語。 なぜ、聖女は不自然にも唐突に忘れ去られたのか。 どうして神官エーレは忘れていないのか。 どうすれば皆に思い出してもらえるのか。 謎が謎を呼ぶファンタジー。 そして、ひとりハードモード・聖女選別の儀式中は負傷が絶えないマリヴェルは、聖女と再び認定されるのか。 ちなみに、小説家になろう掲載の原作も未完(執筆中)となっており、続きが気になって仕方がない。 読み直すたびに、神官長には早くマリヴェルを思い出してもらいたくなる。