あらすじ

ロビンス、伊藤梅乱と強敵を倒した馬並平九郎たち。その姿は五稜郭に立て籠もる土方歳三ら旧幕府軍と共にあった。蝦夷地に新たな独立国を作ろうとする土方たちに、世界を相手に戦わないと真の独立はないと説く平九郎だったが……。幕末を舞台に石川賢のイマジネーション溢れる近代兵器、怒涛のアクションが魅力の『爆末伝』完結巻。
爆末伝 1巻

江戸時代末期、鳥羽・伏見の戦いで大敗を喫した幕府軍はこのときから逆賊となった。薩長を中心とする官軍は錦の御旗を立て、徳川幕府を壊滅するべく進軍を開始。関ヶ原の戦い以来、徳川家に仕えてきた小栗藩は、官軍に寝返った周囲の藩に囲まれ孤立していた。幕臣の勝海舟に相談したところ、勝の用心棒を名乗る馬並平九郎を紹介される。海洋塾で西洋学・兵学を修め、西洋兵器に明るい平九郎は、最新の近代兵器で武装し、官軍と渡り合うというのだが……。幕末を舞台にした石川賢の個性あふれるアクション巨編、堂々の開幕!!

爆末伝 2巻

官軍との全面戦争を避けるため、勝海舟は江戸城内で幕臣たちと激論を交わしていた。薩長連合の軍船を奪うことに成功した馬並平九郎は、薩長の背後に控える諸外国が、日本の植民地化を目的にしていることを見抜き、官軍の江戸進撃を少しでも遅らせようと行動を開始する。平九郎の乗船した軍船に、官軍による猛攻撃がはじまり、軍船は破壊されてしまうのだが……。

爆末伝 3巻

ロビンス、伊藤梅乱と強敵を倒した馬並平九郎たち。その姿は五稜郭に立て籠もる土方歳三ら旧幕府軍と共にあった。蝦夷地に新たな独立国を作ろうとする土方たちに、世界を相手に戦わないと真の独立はないと説く平九郎だったが……。幕末を舞台に石川賢のイマジネーション溢れる近代兵器、怒涛のアクションが魅力の『爆末伝』完結巻。