色悪作家と校正者の初戀

色悪作家と校正者の初戀

大吾の口から、最近担当となった別な校正者への褒め言葉を聞き、自分がすべてを担当することはできないとわかってはいたものの、苛立ちと複雑な思いを抱える正祐。そんな正祐に、同僚の篠田を通し、同業者同士の飲み会の話が持ち上がる。そこには、問題の「校正者」が……!? 大人気シリーズ最新巻!!
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ドリアン・グレイの禁じられた遊び

ドリアン・グレイの禁じられた遊び

作家・白洲絵一(しらすえいち)。本名・神代双葉(かみしろふたば)。かつて捨てたその本当の名前を、若い愛人であるところの時代小説作家・伊集院宙人(いじゅういんそらと)は、大切に呼ぶ。二人は、うっかり撮られた写真のおかげで、全世界的に認知された恋人同士だ。だが、訣別したはずの過去、長く思い続けた初恋の人が、何もかもを投げ捨て、双葉の前に再び姿を表し求愛する。白州英知(しらすえいち)――かつて双葉が名前を奪ったその男に、果たして宙人の勝ち目はあるのか……!?
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ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱

ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱

容姿端麗な文壇の寵児、現代文学文学の旗手、そして人気作家・東堂大吾の天敵でもある白洲絵一は戸惑っていた。つまらないパーティの後、塞ぐ気持ちを晴らすため飲みすぎ、翌朝ホテルで裸で目覚めると、自分を腕に抱いていたのは、眩暈を起こすような謎の日本語を操る金髪のおバカ作家で……!? 殺意を胸に再び彼、伊集院宙人と会うことにした絵一だったが……。「色悪作家と校正者」シリーズ、スピンオフ!!
色悪作家と校正者の多情

色悪作家と校正者の多情

「あなたを殺してしまいたい。いいえ――私は今、あなたに殺してほしいのです」。恋を知り、揺らぐ感情をひとつひとつ覚えていく正祐。一方大吾には、当然過去の恋と別れがあった。大吾が以前つきあっていた年上の女性作家の存在を知り、正祐は……。 人気シリーズ第四弾!!
色悪作家と校正者の純潔

色悪作家と校正者の純潔

ポストに白い封筒を、大切にそしてどこかうれしそうに微笑みながら投函する正祐の姿を目撃した大吾は、まったくもって面白くない。時は夏至、文壇は賞レースのまっただ中、ただでさえ不愉快な時期なのに。「私は手紙が好きです」。恋人はそう言って、三ヵ月もそっと文通を続けていたらしい。しかもその相手ときたら……!? 書き下ろしでは、二人の舌戦の俎上に夏目漱石が。書を愛するすべての人に贈る、大人気シリーズ第三弾!!
色悪作家と校正者の貞節

色悪作家と校正者の貞節

今日も今日とて行きつけの「鳥八(とりはち)」で酒を味わい、本の話と旨い肴に舌鼓をうつ大吾(だいご)と正祐(まさすけ)。――人気の時代小説作家とその校正者だった。思いがけず恋に落ち、口喧嘩を繰り返しながらも誰よりも互いを理解し強く惹かれ合うようになった二人だったが、そんな彼らの前に宇宙人のような新人作家が現れる。しかもそいつは、正祐を専属に囲いたいと言い出して……!? 書き下ろし「色悪作家と校正者の弟」も収録!!
色悪作家と校正者の不貞

色悪作家と校正者の不貞

実はファンだったが絶対近づくまいと思っていた人気作家・東堂大吾(とうどう・だいご)に、その校正担当者・正祐(まさすけ)は行きつけの居酒屋でつい声をかけてしまった。心の支えでさえあった大切な大好きなキャラが、彼の新刊の中で死んだことが許せなくて。「今殺したいくらいあなたが憎いです」。自分の正体を隠していた正祐だが、ある日ついに大吾にバレてしまい……。書を愛する、水と油、対照的な二人の、ビブリオ・ラブコメ!!
眠れない夜の子供

眠れない夜の子供

せつなげに遠くを見ていた少年。何かを言ってやりたくて、ついに伝える事ができなかった。思い起こせばそれが魚彦(なひこ)の初恋だったかも知れない。大学三年になった今、再会した彼・貴史(たかし)は、不眠に苦しみ魚彦のもとでなら眠れると、夜ごと訪れる。おかげで反対に魚彦の眠れない日が続いていたのだが……。
華客の鳥

華客の鳥

「あいつは俺を……恨んでる」。チャイナタウンの片隅で、ハルはシンと同居しながら、その心のうちを掴みきれずにいる。シンの中に自分への憎しみがあるのではないかと、そう疑ってしまうのは、少年時代、二人が出会った頃のある事件のせいだった。ストリートチルドレンだったハルが出会った、中国人形のように美しいシン。闇にとらわれたある男の籠の鳥だった彼を、ハルは自由にしてやりたかったのだ……。
おまえが望む世界の終わりは

おまえが望む世界の終わりは

俳優兼映画監督の佳人(けいと)は、8年ぶり、二度目の映画を撮ることに。馴染みの操演の親方に特別な「火」を依頼したところ、若い弟子・孔太を紹介される。孔太はゲイでもないくせに、佳人に「付き合ってくれ」と迫ってくる。「あんたならやれそうだ」と。しかも訳アリの彼と、しばらくの間同居しなければならなくなって……!! 傷ついた子供のような、でもまっすぐな孔太との生活は、佳人の15の頃の記憶を揺さぶる……。
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