あらすじ「どんなに小さな事件でも、ありがとうって言われると……嬉しいよね」アーサーと美月の元には次々依頼が舞い込むようになり、ふたりは“探偵ごっこ”を続ける。そしてアーサーの柔らかな本心に触れた美月は、恋のような感情を覚える……。アーサーもまたテオドルスに美月への想いを吐露するが――。「お前がそこまで気にしている原因は……仄暗い過去の記憶に駆られて、美月を咬んだ罪悪感からだろう?」