あらすじ

「私は、この人と生きていく――」密かに心を寄せていた上司・凌平と、ついに身も心も結ばれた茉里。心満たされ幸せな気持ちで溢れる一方、“不倫”という十字架が重くのしかかる。既婚者なのに一人暮らしで「俺の結婚生活はもう終わっている」とこぼす凌平の言葉が気にかかる茉里は、「今日だけ」という約束のせいで踏み込めずにいる。「課長のこと、ちゃんと知りたい」覚悟を決めた茉里に打ち明けられた凌平の衝撃的な過去とは一体!?凌平夫婦の歪な関係を知った茉里は動揺を隠せず――。
托卵女子~貴方の遺伝子、頂けますか?~ 1巻

あいつとは、いずれ離婚する。その言葉を、愛を信じているから、私は魔女と呼ばれてもいい。貴方の遺伝子、永遠に私だけのものにしていいですか…? 平凡で大人しいOL・茉里が恋に落ちたのは、ドSと呼ばれる厳しさの中に、優しさと寂しさを抱えた上司・凌平。許されないとわかっていても、惹かれてしまう気持ちは抑えられず――…。そして凌平の結婚にはある「事情」があって…!?不倫の子を身籠り、結婚相手に育てさせる「托卵女子」の愛し方をピュアに描く、純粋すぎるアンモラル・ラブストーリー!

托卵女子~貴方の遺伝子、頂けますか?~ 2巻

「名ばかりの夫婦」 課長と奥さんの関係が気になるものの、その先に踏み込む勇気が出ない茉里。体調を崩したある日、自宅で臥せっていると、一人暮らしの部屋に突然課長が訪れ…。その日、茉里は課長への恋心を自覚する。気づいた気持ちが嬉しくて幸せで…でも、悲しくて苦しくて。決して叶ってはいけない恋――「お前を見ているとホッとする」「お前を巻き込みたくない」課長の弱さ、優しさに触れるほど心惹かれてしまう。この気持ちはもう誰にも止められない。「私、課長のこと――!」禁断の恋!!急展開の最新刊!!

托卵女子~貴方の遺伝子、頂けますか?~ 3巻

「私は、この人と生きていく――」密かに心を寄せていた上司・凌平と、ついに身も心も結ばれた茉里。心満たされ幸せな気持ちで溢れる一方、“不倫”という十字架が重くのしかかる。既婚者なのに一人暮らしで「俺の結婚生活はもう終わっている」とこぼす凌平の言葉が気にかかる茉里は、「今日だけ」という約束のせいで踏み込めずにいる。「課長のこと、ちゃんと知りたい」覚悟を決めた茉里に打ち明けられた凌平の衝撃的な過去とは一体!?凌平夫婦の歪な関係を知った茉里は動揺を隠せず――。

托卵女子~貴方の遺伝子、頂けますか?~ 4巻

「托卵したのよ、大切な遺伝子を――」心を寄せていた上司・凌平の辛い過去を知ることで、より関係が深まり幸せを感じる茉里。しかし、久しぶりに集まった大学時代の友人たちに打ち明けたところ「騙されてる」と猛反対! 認められない関係と理解しながら心沈む中、付き合っていた彼氏と駆け落ちした友人・小百合と不意の再会を果たす。昔とはどこか変わった彼女。家庭を持って幸せなはずの小百合から、“托卵”という衝撃的な事実が語られる……!そんな中、凌平の妻・沙也加が現れ――!?目まぐるしく物語が動き出す波乱の第4巻!

托卵女子~貴方の遺伝子、頂けますか?~ 5巻

「今日、私は魔女になる──」妻・沙也加の脅迫から凌平を守るため、別れを決断する茉里。そんな時、大学時代の友人・小百合から打ち明けられた話が脳裏をよぎる。別れた後も彼と繋がっていられる唯一の方法。それは愛する人の遺伝子を他の男性の子として残す“托卵”だった! 禁忌を犯し、最愛の存在のため覚悟を決める…!!凌平からの誕生日プレゼントは二人で過ごす甘いひととき。期間は10日。その日を最後に関係に終止符を打つことに……。着々と進み始める“托卵”計画! このことは絶対に誰にもバレてはいけない。二人の“最後の10日間”が始まる──!!

托卵女子~貴方の遺伝子、頂けますか?~ 6巻

「例え罠だろうと、私は逃げない──」“托卵”、それは愛する人の遺伝子を、他の男性の子として残す禁忌──。不倫関係にあった上司・凌平の遺伝子で托卵計画を実行する茉里は、親友・小百合に連れられ病院で妊娠検査を受けることに。なぜか妊娠結果に異様に興味を示す小百合。それは友人だから?それとも“托卵”仲間だから……?「連鎖を止めたい」全てを終わらせるため動き出そうとした時、凌平の妻・沙也加の魔の手が迫る──!!茉里と沙也加、一人の男を愛する女二人の因縁の直接対決…!!「托卵女子」最終巻!