あらすじ

TVで颯爽とインタビューを受ける女性編集者。でも現実の私は美形で才能あるけど、まるで子供のように私を翻弄する作家、藤堂圭に振り回されていいように弄ばれている、ただの担当。締め切りが明日の朝で間に合わないからとホテルに缶詰めにすれば、仕事もせずに私が出ていたTVを見て、口紅はローズ系よりピンク系が似合うねとか、今のセリフ使っていい? とか、馬鹿にしてるの!? 業を煮やして差し入れを買ってこようとすれば、忘れものだよ原稿を渡してくる。出来てるんならさっさと出せよ、この悪魔っ!! 4つも年下のくせに散々人の事からかって仕事相手じゃなかったらぶっ飛ばしてやるわよっ。最初は見てるだけで楽しいと思っていたのに…!?
君だけに愛を 合冊版1 恋のジグソーパズル

TVで颯爽とインタビューを受ける女性編集者。でも現実の私は美形で才能あるけど、まるで子供のように私を翻弄する作家、藤堂圭に振り回されていいように弄ばれている、ただの担当。締め切りが明日の朝で間に合わないからとホテルに缶詰めにすれば、仕事もせずに私が出ていたTVを見て、口紅はローズ系よりピンク系が似合うねとか、今のセリフ使っていい? とか、馬鹿にしてるの!? 業を煮やして差し入れを買ってこようとすれば、忘れものだよ原稿を渡してくる。出来てるんならさっさと出せよ、この悪魔っ!! 4つも年下のくせに散々人の事からかって仕事相手じゃなかったらぶっ飛ばしてやるわよっ。最初は見てるだけで楽しいと思っていたのに…!?

君だけに愛を 合冊版2 マーメイド 恋は泡沫

圭と付き合うようになった。直接の担当ではなくなったものの相変わらずのマイペースさと我が儘に振り回されている。念願のファッション誌の同僚からは、お宅の圭君は気位の高い血統書付きの猫みたいなものだもの、なんて言われてしまう。お宅のって言うのは止めて欲しい。でも写真週刊誌に特集されるくらいの美形ではある。いよいよ彼も単なる小説家じゃなくて有名人。圭と2人で外へ出ると次々と女性達が寄ってくる。マスコミの力ってやっぱり凄い。年上の元担当編集者が恋人だなんて分かったら一大センセーションね。編集長から創刊号に圭に書いて貰うように言われ、頼むとあっさり引き受けてくれた。でも何だかご機嫌斜め見たいで…。