あらすじ一家6人惨殺事件の遺児・林川歌の行方を追う中で、父が遺した手記の人物、阿波山京一郎と高畑まのかに辿り着いた心麦と弁護士・松風。そこでふたりは「心麦」出生に纏わる秘密を映した決定的なビデオを観ることに。刑事の赤沢に疑念を抱いた松風は過去を知る人物・久世正勝…失踪した自身の父に接触を図る。信じていた両親の偶像が揺らぎ始めた心麦の元に届く、新たな死者の報とは!?
サスペンスにありがちな言葉ですが、本当に誰も信じられません。主人公のお父さんですら信じられません。前情報ゼロで読み始めましたが、引き込まれます。時々挟まるギャグ要素が緊張を和らげてくれます。普段サスペンスはあまり読まないですが、冤罪がテーマということもあり考えさせられること多く、ハラハラに加えて社会性もあって面白いです。おすすめです。