あらすじかわばたすみれ。小学4年生。友だちに好きな人がいたことが分かって、バレンタインデーにちょっぴり置いてけぼり(?)だったすみれちゃん。今の名前「川畑菫」と、そうなっていたかもしれない名前「藤井菫」、自分の名前をいろいろ考えて、つい涙が出ちゃったすみれちゃん。大切な人の意外な一面を見て、普段考えないようなことも考えて、一生懸命なすみれちゃんの毎日です。
優しさと大人のどうにもならない微妙な関係性を絶妙なバランスで描いていて、ポジティブに物語は進んでいきます。すみれちゃんの優しさに温かい気持ちになったり泣けたりできる素敵な作品です。