あらすじ

底辺男子校・千鳥高校に通う紬 凛太郎と、お嬢様校・桔梗女子の和栗薫子。付き合うこととなった思い出の夏休みも終わりが近づく頃、凛太郎の友人・夏沢 朔の誕生日会が開かれることに。日頃の感謝を込めて、ケーキを手作りすることを決意した凛太郎だが、初めて友人に贈るケーキに緊張する中、皆の反応は……!?
薫る花は凛と咲く 1巻

とある場所に、隣接するふたつの高校がある。バカが集まる底辺男子校・千鳥高校と、由緒正しきお嬢様校・桔梗女子。強面で物静かな千鳥高校2年・紬 凛太郎は、実家のケーキ屋の手伝い中にお客として来ていた少女・和栗薫子と出会う。薫子との時間を心地よく感じる凛太郎だったが、彼女は徹底して千鳥を嫌う桔梗女子の生徒で……!?

薫る花は凛と咲く 2巻

とある場所に、隣接するふたつの高校がある。バカが集まる底辺男子校・千鳥高校と、由緒正しきお嬢様校・桔梗女子。そこに通う紬 凛太郎と、和栗薫子が出会い…。“近くて遠い”二人が織りなす、鮮やかな青春彩る学園物語!! お嬢様校・桔梗女子に通う和栗薫子と出会った、底辺男子校・千鳥高校の紬 凛太郎。強面で物静か。ゆえに周りから怖がられている凛太郎は、自分に対してまっすぐ関わってくる薫子に初めは困惑するも、次第に心を開き始めてゆく。けれど、距離が縮まる二人の関係とは裏腹に、隣接する二校の溝は未だ深いまま。そしてある日、徹底して千鳥を嫌う薫子の友人・保科 昴が凛太郎を呼び止め……!?

薫る花は凛と咲く 3巻

底辺男子校・千鳥高校に通う紬 凛太郎と、お嬢様校・桔梗女子の和栗薫子。二人は出会い、一緒に過ごす時間に居心地の良さを感じていた。だんだんと距離が近づいていく二人とは裏腹に、隣接する二校の障壁は高く、凛太郎は千鳥の友人にも打ち明けられずにいた。そして、この隠し事がきっかけですれ違いが生じてしまう。悩み抜いた末、凛太郎はある日の放課後、薫子と彼女の友人・保科 昴を呼び出し…?

薫る花は凛と咲く 4巻

お嬢様校・桔梗女子に通う和栗薫子と出会った、底辺男子校・千鳥高校の紬 凛太郎。隣接する二校の溝の深さに悩む凛太郎だったが、ついに千鳥の友人たちに薫子と昴を紹介する。そして、この日を境に良い関係を築き始め、凛太郎も周りの人たちへとより心を開くようになってゆく。自宅で自身の過去を打ち明け、絆は深まり、母の想いが揺れる中、仲間たちと過ごす、青春の夏が始まる───!!

薫る花は凛と咲く 5巻

お嬢様校に通う和栗薫子と出会った、底辺男子校に通う紬凛太郎。薫子と過ごす時間を心地よく感じていた凛太郎は、次第に、自身が抱く淡い恋心に気づき始めるのだった。仲間たちと過ごす夏休みの訪れに胸を膨らませる1学期終盤。突如、薫子の誕生日が2週間後だと知った凛太郎は、悩み抜いた末、彼女が大好きなケーキを手作りすることを決意する。父に教えを乞い、日々自作ケーキの特訓に励む凛太郎。この一途な想いが詰まったプレゼントに薫子は…?

薫る花は凛と咲く 6巻

お嬢様校に通う和栗薫子と出会った、底辺男子校に通う紬 凛太郎。薫子と過ごす時間を心地よく感じる凛太郎だったが、次第に、自身が抱く恋心に気づき始めていた……。ある日、薫子と二人きりになった凛太郎は突如、彼女への想いが溢れ、「好きです」───思わず言葉が零れ出てしまう。この出来事をきっかけに、凛太郎は、自身の気持ちを薫子に伝える決意をする。“近くて遠い”二人の、一途で淡い恋心の行方は──!?

薫る花は凛と咲く 7巻

底辺男子校・千鳥高校に通う紬 凛太郎と、お嬢様校・桔梗女子の和栗薫子。付き合うこととなった思い出の夏休みも終わりが近づく頃、凛太郎の友人・夏沢 朔の誕生日会が開かれることに。日頃の感謝を込めて、ケーキを手作りすることを決意した凛太郎だが、初めて友人に贈るケーキに緊張する中、皆の反応は……!?

薫る花は凛と咲く 8巻

底辺男子校・千鳥高校に通う紬 凛太郎と、お嬢様校・桔梗女子の和栗薫子。付き合うことになった思い出の夏休みも終わりが近づき、凛太郎は薫子へ夏休みを頑張った“ご褒美”のケーキを渡す約束をする。こうして夏休み最後のデートに待ち合わせた凛太郎だったが、思いもよらぬきっかけで薫子の家にお邪魔することに…!? そして薫子の母に、凛太郎が伝える言葉とは───。

薫る花は凛と咲く 9巻

底辺男子校・千鳥高校に通う凛太郎と、お嬢様校・桔梗女子の薫子。ある休日、夏休み明け久々のデートを楽しむ凛太郎と薫子だったが、その様子を桔梗女子の友人4人に目撃されてしまう。彼女らは薫子を心配し、付き合うことを反対するが、千鳥に偏見を持たない柚原まどかの存在により、ついに凛太郎たちと会う決断をする。隣接する二校の相容れぬ深い溝、その行方は──…。

薫る花は凛と咲く 10巻

ある休日、デートを楽しむ凛太郎と薫子だったが、その様子を桔梗女子の友人4人に目撃されてしまう。最初は千鳥を警戒していた彼女たちだったが、実際に凛太郎たちと会い、誤解を解き始めていた。ところが、“千鳥”を心の支えにしていた沢渡亜由美は、彼らを知っていくうちに、自らを卑下するように…。その後、友人たちの温かい言葉で曇りが晴れた亜由美。しかし凛太郎の友人・夏沢 朔は、そんな彼女の気持ちが分かると話し…?

薫る花は凛と咲く 11巻

凛太郎と薫子が付き合いを始めた夏休みから数か月が経ち、薫子は“彼女”として、凛太郎の実家に挨拶へ。そして、凛太郎の父と母に日頃の感謝を伝えた二人は、両親からの温かい眼差しを受けながらケーキ屋を後にする。季節は夏服から冬服へ。二学期も後半に。両校の次のイベントは、待ちに待った修学旅行! しかし、皆が浮き足立つ中、凛太郎だけは少し様子が違っていて……?

薫る花は凛と咲く 12巻

底辺男子校・千鳥高校に通う紬 凛太郎と、お嬢様校・桔梗女子の和栗薫子。二人が付き合い始めてから数か月が経ち、季節は冬に。両校の2学期も終わりが近づく頃。凛太郎は勇気を出して、「可愛い」と言葉にして薫子に伝えたりと、二人の仲は少しずつ、でも着実に深まっていく──。しかし、そんな様子を目撃した少女が。彼女は凛太郎の中学時代の同級生。そして、かつて彼に恋をしていて……?

薫る花は凛と咲く 13巻

凛太郎と薫子が付き合い始めてから数か月が経ち、両校の2学期は終わり、今日はクリスマスイブ。依田絢斗は卒業後の進路に悩む中、仲間たちと共に凛太郎のケーキ屋を手伝う。しかしそこで、パティシエたちの仕事を目の当たりにし、将来への自信を喪失してしまうが……!? そして翌日はクリスマス当日。特別な日に凛太郎とのデートを楽しむ薫子だったが、彼女には募らせた想いがあって──。

薫る花は凛と咲く 14巻

底辺男子校・千鳥高校に通う紬 凛太郎と、お嬢様校・桔梗女子の和栗薫子。両校は冬休みに入り、二人はクリスマスにデートへ。薫子の溢れる想い、それに応える凛太郎。聖なる夜に二人は特別な瞬間を過ごす──。そして思い出の1年が終わり季節は新年に。まずは初詣、さらに1月には凛太郎の誕生日など、仲間たちと過ごすかけがえのない時間は今年も──!!