水野と茶山

水野と茶山

「水」と「茶」くらいしか取り柄のない小さな町は、一大産業である茶園側と、茶園による水質汚染を主張する“そうでない側”とに分かれて対立を増している。父親が“そうでない側”の先頭に立つ水野と、茶園のひとり娘で同級生から酷い虐めに遭う茶山。声をかけあうことすら許されないふたりは、人知れず逢瀬を重ねている……。クラブ×百合で話題を呼んだ『アフターアワーズ』の西尾雄太、最新作。ヒリヒリと切実なガールズラブ青春譜。下巻も同時発売。
アフターアワーズ

アフターアワーズ

ケイちゃんといると、新しい世界が開けてく。友人に誘われて、気乗りしないままやってきた渋谷のクラブ。そこで朝日奈エミは、ケイという格好いいおねえさんに出会う。慣れないクラブに居心地の悪さを感じていたことも忘れて、すっかり打ち解けたエミ。もっと話したいと、ふたりはクラブを抜け出して夜の街へと駆け出していく。 ……お酒を飲んで、しゃべって。気づけばケイの部屋で、ケイのベッドで一夜をともにすることに……って、あれっ?? ケイの不思議な魅力にひかれて、その後も頻繁に部屋へ出入りするようになるエミ。ある日、ケイの計らいでエミがVJとしてクラブイベントへ参加することになり……
入り勝ち

入り勝ち

「自分の部屋がほしい」と願う田舎のJC・せいら。もうDIYするっきゃないと訪れた古民家で待っていたのは………天狗? 愛聴するは昭和歌謡!? スカジャンを着こなしカセットテープを聴くやけに現代的な、いや、懐古主義的な? 天狗を騙る妙な男との出会いで、せいらは古民家に眠る秘密に迫っていく。表題作「入り勝ち」ほか、河童×若妻、ハーピー×妹、森に帰りたい森ガール×元カレ…etc ひとクセもふたクセもある女の子と人外を満載した、著者初の作品集。デビュー作含む全7編を収録した、目出度い愛でたい一冊です。<収録作>「盗人の花嫁」「スプーン、森へ帰る」「ハーピア」「くだん」「デス山ヘル子」「ハイ/レッド/センター」「入り勝ち」*巻末に、著者自身によるライナーノーツ的あとがき付き!
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