あらすじ高校屈指の問題児だった寅雄は、ピアノとの衝撃の出会いによって、音楽で人と繋がる喜びを知り、変人ピアニスト・兎山の弟子となる。原点回帰をくり返しながら、『全日本ピアノコンクール』優勝を目指して特訓する寅雄。ピアノに救われた寅雄がまっすぐ進んでいく道が、ピアノに恨みと憎しみをぶつける最悪のピアニスト・羊の執念と交差する――!!クラシック音楽譚、絶望との会敵!!
画力がとても力強かった。 ページを追うごとに盛り上がっていく展開に引き込まれまれていきました。面白かった〜。 寅雄、瑠音ちゃんを含めキャラクター皆、個性があり魅力的なんですが、わたし個人的には兎山先生が好きです。 ピアノを純粋に楽しんで音を奏でる寅雄、過去と言う型から中々抜け出せない瑠音ちゃん。切磋琢磨して、上を目指していく途中、やはりライバルが現れてくる。 色んな”音”があるんだなぁ。楽しい。 そして、読んでるとやはり本当のピアノの音色を聞きたくなる。