【わたしに突かれたまま、出したいんだろう】第二王子の侍従・エラストと薬学教授・フェドートは共に「ベータ」である。想い人であった「オメガ」のキリルを慰み者とし、屈辱を正当化する王族を恨むフェドートは、どれだけその行為が惨いものであったか教え込むようにエラストを抱く。第二王子・ゲラシムの分も報いを受けろと、経験の浅いエラストの身体を蹂躙し、痛いほどの快楽を与え続けると、次第にエラストは抵抗を忘れるほどに落ち、そして自分から求めるように動いて…。本編「アルファの淫欲、オメガの発情」で紡がれることがなかったフェドート×エラストの始まりの物語。 ※本文にイラストは含まれていません