あらすじ

ひょんなことから武士姿のイケメン・伴成(ともなり)を拾った慧(けい)。出かけた先で出会ったのは、高校時代の弓道部の先輩・槙島(まきしま)だった! 親しげに話しかけてくる槙島とは裏腹に、慧の様子はどこかおかしい…。見かねた伴成に支えられながら自宅に帰った慧は、自身の中にわだかまっていた過去を少しずつ話し始める。溢れる感情と涙が止まらず肩を震わせていると、伴成に優しく抱きしめられて……。温かい言葉に、頑なになっていた慧の心と身体は解れていく――。時を超えた運命のいたずラブ 心も身体も距離が近づく 第3話!
溺愛武士の運命の相手は俺でした 第一話

過去のトラウマから、人と関わることを避け、無気力陰キャをこじらせてしまった大学生の星嵜 慧(ほしざきけい)。ある日、公園でひとり人生に絶望していると着物姿の男に声を掛けられる。びしょ濡れ、かつフラフラな男はどう見ても不審者…だけど…男の顔があまりにタイプすぎて放っておくことができず、自宅に連れ帰ることに。不思議な言葉遣いに和服に刀、見れば見るほど怪しいのだが何故だか心が明るくなる――…。微笑みながら見ていると突然抱え上げられて!? 愛の言葉を囁かれたと思ったら、更に押し倒されてキスをされ――!?

溺愛武士の運命の相手は俺でした 第二話

なりゆきで連れ帰ってしまった武士姿の超絶イケメン・伴成(ともなり)は、どうやら慧を自分の恋人だと勘違いしているようで、隙あらば襲おうとしてくる…! 得体の知れない相手からのアプローチに、一応拒みはしているものの…顔がどタイプすぎて陥落寸前の慧。このままでは自分の“色々”がもたないと日用品を買い足しに二人で街へ向かうことに。街行く人々を眺めながら、慧とそっくりだという恋人の話を切なげに語る伴成の様子に心が動く。「もしかして本当に室町時代の武士なのかな…」 そう思い始めていると、伴成は突然酔っ払いに声をかけ――…!? 時を超えた運命のいたずラブ 第2話!

溺愛武士の運命の相手は俺でした 第三話

ひょんなことから武士姿のイケメン・伴成(ともなり)を拾った慧(けい)。出かけた先で出会ったのは、高校時代の弓道部の先輩・槙島(まきしま)だった! 親しげに話しかけてくる槙島とは裏腹に、慧の様子はどこかおかしい…。見かねた伴成に支えられながら自宅に帰った慧は、自身の中にわだかまっていた過去を少しずつ話し始める。溢れる感情と涙が止まらず肩を震わせていると、伴成に優しく抱きしめられて……。温かい言葉に、頑なになっていた慧の心と身体は解れていく――。時を超えた運命のいたずラブ 心も身体も距離が近づく 第3話!

溺愛武士の運命の相手は俺でした 第四話

居候・伴成(ともなり)に過去のトラウマを打ち明けた慧(けい)。傷ついた心に伴成の優しさが温かく広がっていき、一緒に過ごす時間がたまらなく幸せだと感じるようになる。一方で、彼がどこから来て、本当は何者なのかということは一切知らない。無理に聞くのはよくない、でも寂しげな顔を見せる伴成に言いようのない不安を抱いた慧は――… 「俺から絶対に離れないでください」 熱い告白と、熱いキス、そして二人は身体を重ねて―― 時を超えた運命のいたずラブ クライマックス目前第4話!

溺愛武士の運命の相手は俺でした 第五話

お互いの気持ちを確かめ合い、ようやく身体を重ねられたと思った矢先、伴成(ともなり)は慧(けい)の前から姿を消してしまった――…。しばらく茫然自失な時間を過ごしていた慧だったが、目に入ってきたのは部屋のあちこちに残る“そこに存在した”あと。苦しい気持ちに蓋をして、慧は伴成を捜し始める。一方、伴成が目を覚ましたのは、かつての想い人・慧次郎(けいじろう)と度々訪れていた鎮守の森だった。現実とも非現実ともつかない空間の中で伴成の前に現れたのは、戦で死んだはずの慧次郎で――…! 時を超えた運命のいたずラブ クライマックス第5話!

溺愛武士の運命の相手は俺でした 第六話

伴成(ともなり)の行方を掴むため、慧(けい)は槙島(まきしま)から話を聞くことに。すると、何と槙島も自分と慧、そして伴成が戦国時代で仲睦まじく過ごしている夢をよく見るのだと言う。慧は、藁にもすがる想いで伴成との出会いから今日に至るまでの経緯、そして、彼を捜しまわっていることを説明する。慧の必死な表情に、槙島は情報集めの協力を申し出てくれた。…しかし、どれだけ捜しても伴成に繋がる様子はなく…。諦めたくない想いと、もう逢えないかもしれないという想い。二つ想いが混ざり合い、目から大粒の涙が溢れ――… 「伴成さんに逢いたい――…」 引き裂かれた二人の行く末は!? 運命のいたずラブ感動の最終回!