あらすじ

西暦1258年、ペルシャ高原の小都市【ビジャ】を、蒙古軍の支隊が包囲した。世界の半分を制圧した最強騎兵は総数2万、対するビジャの人口はわずか5千人である。【ラジン】率いる蒙古軍に陥落目前のビジャだったが、ハマダン王の子【オッド姫】の救援要請に駆けつけた 【インド墨家・ブブ】の策で何とか急場を凌ぐ。しかし、歴史の大きなうねりは 小都市国家の希望など意に介さず 砂嵐の如く荒れ狂うのだった……。城壁を隔てて渦巻く権謀と戦乱、激動の中世大陸ロマン、第2巻!
ビジャの女王 1巻

長崎尚志氏・絶賛!「悔しいが思いつかなかった」正統派劇画家最右翼・森秀樹渾身の新作。描くは中世オリエント世界に巻き起こる嵐―― 「1258年、モンゴル帝国VSペルシャ+“インド墨家”」!! 西暦1258年、ペルシャ高原の小都市ビジャを、蒙古軍の支隊が包囲した―― 世界の半分を制圧した最強騎兵は総数2万、対するビジャの人口はわずか5千人である。陥落は誰の目にも明らかだった―― モンゴル帝国によるペルシャ侵攻、それに抗う小都市国家「ビジャ」を巡る攻城戦…… 彼らが最後の希望を託す伝説の集団「インド墨家」の正体とは!?

ビジャの女王 2巻

西暦1258年、ペルシャ高原の小都市【ビジャ】を、蒙古軍の支隊が包囲した。世界の半分を制圧した最強騎兵は総数2万、対するビジャの人口はわずか5千人である。【ラジン】率いる蒙古軍に陥落目前のビジャだったが、ハマダン王の子【オッド姫】の救援要請に駆けつけた 【インド墨家・ブブ】の策で何とか急場を凌ぐ。しかし、歴史の大きなうねりは 小都市国家の希望など意に介さず 砂嵐の如く荒れ狂うのだった……。城壁を隔てて渦巻く権謀と戦乱、激動の中世大陸ロマン、第2巻!

ビジャの女王 3巻

西暦1258年、ペルシャ高原の小都市【ビジャ】を、蒙古軍の支隊が包囲した。世界の半分を制圧した最強騎兵は総数2万、対するビジャの人口はわずか5千人である。【ラジン】率いる蒙古軍に陥落目前のビジャだったが、ハマダン王の子【オッド姫】の救援要請に駆けつけた 【インド墨家・ブブ】の策で何とか急場を凌ぐ。しかし、ついにペルシャ首都バグダードが ラジンの父【フレグ】の征西軍本隊12万によって陥落、首都で捕虜となったハマダン王も死去する。そして、蒙古軍とビジャ双方で、同時に後継者争いが勃発するのだった……。圧倒的軍事力の前で渦巻く権謀と戦乱、激動の中世大陸ロマン、第3巻!

ビジャの女王 4巻

西暦1258年、ペルシャ高原の小都市【ビジャ】を、【ラジン】率いる蒙古軍の支隊が包囲した。世界の半分を制圧した最強騎兵は総数2万、対するビジャの人口はわずか5千人である。陥落目前のビジャは 【オッド姫】の救援要請に駆けつけた 【インド墨家・ブブ】の策で何とか急場を凌ぐが、ペルシャ首都バグダードが陥落。両陣営に 継承者を巡る内紛が巻き起こり、ラジンが ハーン(蒙古皇帝)の娘【クトゥルン】に拘束される。そして王位継承を決心したオッドは、王族にのみ伝えられる 「王の指輪」を持ち帰る旅に出たのだった。渦巻く権謀と戦乱、「継承戦」は佳境へ。圧倒的画力で魅せる中世大陸ロマン、第4巻!

ビジャの女王 5巻

西暦1258年、ペルシャ高原の小都市【ビジャ】を、【ラジン】率いる蒙古軍の支隊が包囲した。世界の半分を制圧した最強騎兵は総数2万、対するビジャの人口はわずか5千人である。陥落目前のビジャは 【オッド姫】の救援要請に駆けつけた 【インド墨家・ブブ】の策で何とか持ちこたえていた。両陣営に吹き荒れた「継承」の波乱は収まり、ついにインド墨家たちは「守」から「攻」に転じるが、裏で蒙古軍と通じるビジャ宰相・ジファルにより 墨家・ブブは窮地に立たされる。そして同時に、「ジファル」の過去に 光を当てることにもなるのだった…。砂塵と戦乱吹き荒れるモンゴル征西の最中 奸臣「ジファル」誕生の瞬間がついに明かされる。圧倒的画力で魅せる中世大陸ロマン、第5巻!

ビジャの女王 6巻

西暦1258年、ペルシャ高原の小都市【ビジャ】を、【ラジン】率いる蒙古軍の支隊が包囲した。世界の半分を制圧した最強騎兵は総数2万、対するビジャの人口はわずか5千人である。陥落目前のビジャは 【オッド姫】の救援要請に駆けつけた 【インド墨家・ブブ】の策で何とか持ちこたえていた。蒙古・ビジャ両陣営の継承者を巡る内紛を経て インド墨家たちはついに蒙古への攻勢に転じるも、ビジャ宰相ジファルの妨害工作に屈する。ジファルの過去と因縁が少しずつ明かされるがそれも束の間、蒙古軍ラジン隊はビジャに向けて 不退転の大進軍を開始した……!! 時はモンゴル征西の最中、ペルシャ辺境の小都市国家で繰り広げられる空前の攻城戦! 正統派劇画で魅せる中世大陸ロマン、第6巻!