あらすじ

掟を破ったあの時から――きっとこれからも、何度でもこの人に恋を。魔女の掟と世界の理(ことわり)に縛られる『時の魔女』ツェツィーリア。ゾラ・ルルックから『時の魔石』を譲り受け、ディートハルトの子を成し添い遂げる方法を得たツェツィーリア。黙っていたことで、ディートハルトからちょっぴりハードなおしおきをされてしまったものの、仲直りもできて心も体も温かに。エルヴィラとエリク、そして城の人々の祝福も受け、『時の魔女』ではなく『ただの魔女』となりディートハルトと寄り添って生きていける未来に、ツェツィーリアは喜び満ち溢れていた。しかし、ディートハルトの身体に異変が起きて……。属性鬼畜で超絶美形の少年(だった)王 × 美少年大好き!! 残念処女魔女。男嫌いのおバカな魔女と、彼女に復讐をしたい王さまの、ラブ&エロスな攻防戦、ついに最終巻!真エンディング書き下ろし収録。ふたりの未来は……。
時の魔女と少年王[1]

「悪しき魔女の呪いをかけられた少年王を助けてほしい」 時の魔女ツェツィーリアのもとに、正式な手順を踏んだ“時の魔法”の依頼が舞い込んだ!複雑な儀式と手順を踏んだ正式な依頼がなければ「時の魔法を使用してはならない」という“魔女の掟”があるため、ちまちまと「恋のおまじないグッズ(という名称のラブグッズ)」を売りながら生計を立てているツェツィーリアは依頼に大喜び。しかも救助対象者は少・年・王。ショタコン魔女ツェツィーリアは大興奮!!さっそく依頼をしてきた国・ベアグルントに赴いたツェツィーリア。少年王の美貌に魅了され、呪いを解くついでに“イケナイこと”までしてしまう。呪いは無事に解けた――はずなのに、線の細い美少年はなぜかマッチョなマッスルボディに大変身!! しかも下半身の「アレ」のサイズまで愛らしさのかけらもないビックマグナムに!!いやぁあああ!! なんでこんな大惨事にぃ――――!!!贖罪の契約? 無理です! ムリ、ムリ!男嫌いのおバカなショタコン魔女と、彼女に復讐をしたいはずの王さまの、絶倫濃度凝縮大暴走ラブエロコメディ。

時の魔女と少年王[2]

「はっきり聞いてやる。私に呪いをかけたのは、おまえか!?」「…………そうです! わたくしがやりました!」十数年前、ちょっとした手違いで『汚れた大人にならない魔法』をディートハルトにかけてしまった時の魔女ツェツィーリア。しかも「時を止める」だけでなく「下半身のサイズ」の成長までも調整していたようで……。王としての立場や男の矜持をめちゃくちゃにされたディートハルトは怒りのあまり復讐宣言! 尊崇される“時の魔女”から一転、罪を贖うために囚われの身となったツェツィーリアだが――。コスプレでご奉仕希望!? ナニソレ、ただのど変態じゃないの!!  寵愛を独占してるですって? 違うから、筋肉マッチョには用はないからぁああああ!!壮絶な奴隷生活になると思いきや、夜ごと絶頂に導かれ快感に溺れる始末。監視という名の過保護。命令という名の溺愛。甘くていじわるなディートハルトの言動はツェツィーリアの心に変化をもたらして――。男嫌いのおバカなショタコン魔女と、彼女に復讐をしていたはずの王さまの、絶倫濃度凝縮大暴走ラブエロコメディ。

時の魔女と少年王[3]

「時の魔女は、一度だけ恋をする。相手は生涯でただひとりだけ」ディートハルトへの恋を自覚し、身体も心も結ばれた充足感に浸るツェツィーリア。愛する人に子をなすことを望まれ、ツェツィーリアもまたそれを望む。唯一の不安は人間と魔女では“生きる時の長さ”が違うことだけ。しかし使い魔のアベールから『時の魔女』が抱える秘密と問題を教えられ、甘い蜜月が長くは続かないことを知る――。恋を自覚した瞬間。それは『時の魔女』の終わりの始まり。結婚という契約で縛ろうと画策するディートハルトと新たな秘密を抱えるツェツィーリア。そんなふたりの仲をかき回して楽しむ魔術師エリクが加わり、そのうえ大国ローゼンフェルトの王女がディートハルトのお妃候補としてやってきて――。初めて手に入れた愛に溺れる魔女と溺れる王。種族が違うふたりが未来を紡ぐための方法は……? 絶倫濃度凝縮大暴走ラブエロコメディ。

時の魔女と少年王[4]

「種族も寿命も違う。結婚もできない、生まれる子どもも私とは違う世界に生きる……それをひっくるめて、おまえを愛していると、まだわからないのか?」時の魔法を後世に残すこと。もはや本能に近い魔女としての責務。しかしそれ以上にツェツィーリアの中にあふれるのはディートハルトとへの強い想い。愛する人と子どもを成し、愛する人と長く寄り添って生きたい。けれど、時の魔女に課せられた掟が、ツェツィーリアにそれを許さない。ディートハルトに秘密を告げることもできぬまま、お妃候補としてやってきた大国ローゼンフェルト第六王女エルヴィラへの嫉妬に戸惑うツェツィーリアだったが……。そして、エルヴィラ王女も、じつはとんでもない呪いをかけられていた――。しかも悪戯好きの魔術師エリクとも知り合いで……?秘密を持て余す魔女と、愛する魔女のため治める国のために動く王。さらにとんでもない呪いも加わって……? 絶倫濃度凝縮大暴走ラブエロコメディ。

時の魔女と少年王[5]

わたしの愛するキノコはひとつだけよ……。魔女の掟と世界の理(ことわり)に縛られる『時の魔女』ツェツィーリア。ディートハルトの子を成し添い遂げる方法を求めるも見つからず、子を成すことでツェツィーリアに起きることをディートハルトに告白できぬまま……。彼だけのものでいたい。彼だけに愛されて、彼だけを愛する、この奇跡のような関係をずっと大切にしていきたい。そんなツェツィーリアにエリクがもたらしたのは、すべての問題を解決できる『時の魔石』の存在だった。しかし、『時の魔石』は伝説級の物。それを所持しているのは『最恐の魔術師』とふたつ名を持つゾラ・ルルックのみ。ゾラ・ルルックは石と引き換えにする条件として、ツェツィーリアにキノコを食べることを要求して……。

時の魔女と少年王[6]

掟を破ったあの時から――きっとこれからも、何度でもこの人に恋を。魔女の掟と世界の理(ことわり)に縛られる『時の魔女』ツェツィーリア。ゾラ・ルルックから『時の魔石』を譲り受け、ディートハルトの子を成し添い遂げる方法を得たツェツィーリア。黙っていたことで、ディートハルトからちょっぴりハードなおしおきをされてしまったものの、仲直りもできて心も体も温かに。エルヴィラとエリク、そして城の人々の祝福も受け、『時の魔女』ではなく『ただの魔女』となりディートハルトと寄り添って生きていける未来に、ツェツィーリアは喜び満ち溢れていた。しかし、ディートハルトの身体に異変が起きて……。属性鬼畜で超絶美形の少年(だった)王 × 美少年大好き!! 残念処女魔女。男嫌いのおバカな魔女と、彼女に復讐をしたい王さまの、ラブ&エロスな攻防戦、ついに最終巻!真エンディング書き下ろし収録。ふたりの未来は……。