あらすじ

スペリオール大賞入選作家が贈る、馬に夢を託したサラリーマンの物語。真菊建設に勤める風間と植田は大の競馬好き。彼らの夢は“馬主”になること。しかし、馬主になるには年収2000万円+固定資産1億4000万円という資格がいるため、フツーのサラリーマンの彼らにとって、それは夢のまた夢だった。ある日風間は、東京競馬場でキクノサンデーという馬を単勝で当てる。大喜びの風間。しかしその馬は、彼らが勤める真菊建設の会長の息子・菊竹和之の馬だった。さっき馬主ロビー前の廊下で和之にケリを入れられたばかりの風間は…。